【不安解消】上司が外国人の対処方法(付き合い方、評価、コミュニケーションなど)
ほとんどの外資系企業の場合、上司が外国人であることは珍しくありません。
「初めての外国人上司だし、なんだか不安。。。」
「どういう風に付き合ったらいいの?」
色んな悩みはあるかもしれません。
そんなあなたのために、今回の記事では「外国人上司の対処方法」について、これまでの経験をベースに書いてみたいと思います。
外国人上司の対処方法
外国人上司とはどのように付き合いをすればいいのか?
どの業界、どこの国出身という要素が大きく左右しますが、外国人上司に共通して言える点は
ゴリゴリに結果を求める「俺が一番だ!」というタイプ
ってこと。
分かりやすく言うと、優しさ、傾聴、融和、理解という言葉とは無縁のタイプの人間。
自分でガーって物事を進める戦車みたいな人間でなけりゃ、複数の国にまたがるプロジェクトを前に進めることなんてできませんからね。
基本トップダウンなので、言うことは絶対です。
論理が破綻した指示を出すことが多々ありますが、揚げ足を取って議論をふっかけるともれなくクビ候補にリストアップされるのでオススメしません。
このあたりについては下記の記事で詳しく書いているのでよければ見てください。
いずれにしても、外国人が上司になった場合は
どのような指示が来ても絶対Yesで回答する
これを徹底することが大事です。
明日の朝までにこれをお願いと聞かれれば「Yes!」、今すぐにこれを対応しろ!と言われれば「Yes!」と、「Yes!」で徹底しておくことを叩きこんでおきましょう。
外国人って、英語で話すからついフランクに接してしまうし、
「なんか優しそう!笑」
「物わかりよさそう!笑」
そんな風に淡い期待を抱いてしまうこともありますが、それは間違い。
基本的には「結果主義」の思想で動いていますし(それがある意味公平でもありますから)、繰り返しになりますが、トップダウン=上下の役職は絶対です。
あくまでも上司、部下の関係で互いの立場をリスペクトしながら接すると、どんな外国人上司でも上手くいきますよ。
あと、余談ですが、プライベートの付き合いもしっかりした方が後々の評価につながります。
美味しいレストランや観光地にアテンドできるようになると、それが仕事への評価にもつながります。
段取り力、リサーチ力などが発揮されますからね。
せっかく外国人上司が色々とリクエストしてくれて、目の前にチャンスが転がっているのに、
「プライベートの時間は仕事じゃないのでごめんなさい、、、」
みたいな野暮なことは絶対にオススメしませんからね!(中にはいるんですよね、空気が読めない人って。。。)
外国人上司から評価されるポイントとは?
結論から言うと、「結果」なんですよね。
ただし、僕がこれを言う時に自分で思うのは、
「そもそも結果って何?」
ってことなんです。
結局、これって組織や従属するポジション、上司が求めるものによって全然違いますし、個別性がめちゃくちゃ強いですよね。
なので、まずは
「あなたが僕に求めている結果とは何ですか?」
ここを外国人上司としっかりとすり合わせる必要がありますね。
できれば、ふわっとしたものではなくて、
- 数字に落としこむ
これが大事なのかなと。
客観的なパフォーマンスを測るのに数値化は絶対に必要ですから。
外国人上司とどうやってコミュニケーションを取ればいいのか?
上司が外国人だったら英語がペラペラにならないと、、、。
そんな不安な気持ちになると思いますが、ぶっちゃけると片言レベルでも十分大丈夫です。
外国人上司ともなると、英語がノンネイティブの人間とのコミュニケーションにも慣れていますので、こっちが言うことに対してしっかりと耳を傾けてくれますから。
実際、僕が外資系企業で働いていた時のアメリカ人CEOは、英語が全然できない50代の日本人男性が片言の英語で話すと、しっかりと耳を傾けていましたし、シンプルな英語でしっかりと意味が伝わるように会話をしていました。
僕たちはつい英語がうまい、へたくそ、の価値観のもとで外国人とのコミュニケーションを見てしまいますが、実際の現場で大事なことは、
どれだけ言いたいことが相手に伝わるか?
なんですよ。
この根底を無視してはいけませんからね。
ただ、英語が話せた方がコミュニケーションで有利になるのは事実ですし、より大きな仕事を任せてもらえるチャンスが広がります。
焦る必要はありませんが、せっかく外国人が上司になる機会に恵まれたのですから、英語力アップさせる目標を作ってもいいと思いますよ。
なんでも前向きに行きましょう!
まとめ
さて、今回は外国人上司の対処方法について書いてみました。
また気づく点がありましたら随時追記していきますので、またご覧いただければ幸いです。
では、今日も頑張っていきましょう!
たかが仕事でメンタルを壊さない方法とは?
仕事をしていると病むことがあります。
特に外資系ともなると、「結果を出せ!」というプレッシャーから逃げることはできません。
日々そんなプレッシャーと真面目に、そして愚直に向き合っていくことが美徳とされているのが日本人的感覚ですが、それを続けているとマジでメンタルを壊します。
そもそも「仕事」って、人生の全てじゃないですし、メンタルを壊してまでやるほどの価値があると思いますか?
外資系でバリバリ働く人ほどストイックにゴリゴリやっちゃうタイプだと思いますけど(僕もそうでした)、メンタルを壊しちゃダメ。
たかが仕事。
そういう風に思い、適切な距離感で向き合うことが大事です。
ということで、今回の記事では僕なりに編み出した「たかが仕事でメンタルを壊さない方法」についてあなたとシェアさせていただきたいと思います。
たかが仕事でメンタルを壊さない方法
メンタルを壊さない方法①:仕事=自分の価値だとは思わないようにする
外資系でバリバリ仕事をする人って、
「仕事こそが自分の人生の全てだ!」
みたいな考え方をする人って多いんですよ。
ワークライフバランスも大事だけど、とにかくストイックに仕事をすることがクールだし、みんなそうじゃないの?みたいな価値観を持っているんです。
そういう人って、自分の価値=仕事だと思ってしまう傾向があるので、仕事のパフォーマンスが思うようにいかなかったり、結果が出ない状態が続くと、
「俺って生きている価値ってあるのかな?」
とか
「マジで俺ってダメでクズ人間じゃん。。。」
と、自分を責めてしまいます。
これって間違った考え方です。
仕事とあなたの価値って全然リンクしませんし、仕事ができないからなんなの?
誰でも最初からできるようにならないし、人には得意不得意って必ずありますから。
少し厳しい言い方をすると、悲劇のヒロインぶっても状況は何も変わりませんので、早くその考え方から脱却した方がいいです。
仕事に自分の価値を見るってことは、仕事にどっぷり依存しちゃっているということ。
人生の楽しみを仕事以外にも見出すようにしましょう。
これが解決策です。
メンタルを壊さない方法②:少しくらい不真面目になってみる
メンタルを壊す人の共通点は「真面目」ということ。
「真面目=偉い!いいこと!」と無意識のうちに思ってしまいますが、”真面目過ぎる”のは自分に余計な負担をかけてしまうだけなので、正直メリットはありません。
外資系でバリバリ仕事をする人って、周囲からの期待に応えてきた実績があるでしょうし、いろんなことにきちんと真面目に向き合ってきた「自分なりの正義感」というのを持ち合わせていると思います。(だからこそ、今こうしてバリバリ仕事がデキる環境にいるわけだし、そんな自分になることができたんだろうなと思います)
ただ、人間のメンタルって自分が思っている以上に弱くて脆いです。
なんでもかんでもクソ真面目に向き合っていると、ある日突然、ガクーン!と落ちてしまう事だってあります。
そんな真面目さはいいところとして残しつつ、多少は不真面目な自分も認めてあげるようにしましょうよ。
ちょっと仕事をさぼってしまう自分、社内でずる賢く立ち回る自分、サバイブするために他者に責任をなすりつけようと必死になる自分。
いいんですよ、多少不真面目だって。
だって、世の中のみんなそうですから。
余計な正義感を振りかざすと、それを他人に押し付けてしまうし、その刃が自分に向いたときに怖い。
気楽に行きましょ。
多少の不真面目さは心に「遊び」をつくり、「遊び」という余裕があるから、いい仕事ができる。
やってみてください!
メンタルを壊さない方法③:他人からの承認を一旦捨てる
仕事って、あくまでも他人が評価するものですからね。
一生懸命キャリアを追っていると、他人からの評価がものすごーーーーく気になって仕方ない、ということはある意味当たり前。
特に外資系の場合、上司からの評価は今後のキャリアを左右する大切なものですから、気にして当たり前。
そこを最重要視するのは当然ですよ。
...ただ、そんな日々を過ごしていると、いつの間にか他人からの承認を求めるクレクレマンになってしまいます。
「もっと認めてよ~」
「頑張っているおれを見て~」
そんな気持ちが心の底からどんどんわいてきて、止められようになってしまいます。(これの典型的なダメパターンがSNSで承認されようとするおっさんですね)
そういった承認欲求は一旦捨てて、
自分はどう思うか?
ここを大事にするのもめちゃめちゃアリなんですよ。
自分が「いい!」と思ったらそれでいいじゃん。
自分が「納得できた!」と思える仕事ができたらそれでいいんです。
上司が、○○さんが、海外の○○が、と他人を主語にするのではなく、
私が~だ!
と、自分を主語にするようにして見てください。
どっぷり他社依存していたマインドを、少しだけ改善することができるようになりますよ。
まとめ
仕事でメンタルを壊す人が多いです。
僕が働いていた外資系企業でもメンタルを病む人は一定数いましたし、自分も危うくメンタルをぶっ壊しかけたことがありました。
外資系企業で仕事をすることはエキサイティングですし、キャリア形成の中でかなり重要な役割を持つものであると思う一方で、
「たかが仕事でそこまで追い込まなくてもいいんじゃねーの!?」
という考え方も持っておかないと、メンタル全部もってかれることになりかねません。
真面目過ぎる人ほどその傾向にあるので、マジで注意が必要。
一度壊れたものはなかなか戻らないので、とにかく未然に対処する癖をつけておくことが大事かなと思います。
あなたが「働かないおじさん」にならないためにやるべきこと!
あなたは働かないおじさんって知ってますか?
意味はそのまんまで、
職場にいる全然働かない or 使えないおじさんです。
あなたの職場にもいませんか?
「あんな人にはなりたくないよね~www」
って、みんなからバカにされているおじさん。
でもね、そんな働かないおじさんも昔は色んな希望に満ち溢れ、
「俺がこの会社を変えてやるぜっ!」
そんな熱い思いをもって入社したに違いありません。
...でも、社会に出て、会社でもまれ、様々なことを経験していくうちに、いつにまにか働かないおじさんになっちゃったんだと思います。
つまり、働かないおじさんは最初から働かないおじさんだったわけじゃなかったわけで。
そりゃそうですよね。
ということは、
あなたも気づかないうちに働かないおじさんになる可能性がある!
ということ。
そうならないためにも、普段から意識して働くようにしましょうね!
働かないおじさんならないためにやるべきこと
①:新しい知識を得る努力を続ける!
これ、ほんと大事!
なんでかというと、社会人経験を積めば積むほど、既存の知識やノウハウでなんとか日々やりくりできるから、新しい知識を得る必要性にかられることがなくなるんですよね。
”これまでの知識で全然やりくりできてしまうから、
「まだまだ全然いける!w」
って思ってしまって、向上心をなくしちゃうんです。
で、気づけば昔の知識ばっかりに頼るおじさんに。
例えばなんですが、どうせなら
「ビットコインってわけわからん!」
っていうんじゃなくって、
「ビットコインについて勉強してるんだ!」
っていう方にならないと、です。
おっさん化するスピードは想像以上に早いので、常に新しい知識を得ることは本当に大事です。
時代に合わせてどんどんアップデートしていきましょう!
②:ちゃんと行動するようにする!
働かないおじさんって、他人を批評することはめちゃくちゃうまいんですけど、自分は何もしていない、っていう特徴があります。
ようは、口だけのおっさん、っていうこと。
こういう人ってめっちゃカッコ悪いですよね?(あなたの職場にも絶対一人はいますよねw)
そうならないためにも、まずはちゃんと行動するようにしましょう。
大切なのは、
人に言うなら自分がやってみる!
人を批判するなら、その前にまずは自分で試す!
「あいつ、もっとこうしたらいいのにな!」
「あの人って全然だめだよね」
そんな風に他人を批判する言葉が口から出てきたらマジで要注意。
働かないおじさんになりつつあります。
いいですか?
ビジネスの場で必要なのは評論家ではなく一緒に戦ってくれるファイター(戦士)です!
椅子に座って口だけを動かす前に、手と足を動かしましょう。
まずはそこからです。
③:言い訳は厳禁とする
おじさんになると、つい社内の立ち回り方も上手になってきて、どんどん保身がうまくなってくるんです。
何かあると、
「あ、それって聞いてないよ!?」
「それは○○くんがやるって言ってなかったっけ?」
なーんて、すぐに周りに対して「自分には責任がありませーん!」というポーズをとるための言い訳をする。
これは本当にやめた方がいいです。
知らないうちに癖になるし、それがあなた自身の立ち回り方として体に染みついちゃうからね。
年齢を重ねていくと素直になれないことも出てくるし、だんだんと社内政治もうまくなってきます。
ですが、下手に言い訳するのではなく、きちんと謝ったり、素直にアドバイスを求めた方がカッコいいですし、周りからの信頼もアップするはずです。
言い訳をする本人は、
「うまく逃れたw」
って思うかもしれませんが、周りにはバレバレですからね。
ダサいのでやめましょう。
言い訳=働かないおじさんの第一歩と覚えておいてください。
まとめ
ちなみに、働かないおじさんって他人から批判されるとめっちゃムキになって逆切れするんですよ。
マジでダサい。
いくら年上の先輩だからって、こんな人は尊敬できませんよね。
もうマジで関わるのも嫌になるくらいのモンスターかもしれませんが、あなたもそんな働かないおじさんになる可能性は十分にあります。
普段の言動には気を付けておきましょうね!
会社で上司と喧嘩しても【200%】勝てないから立てつくだけ損だよ!?
上司との人間関係が大事。
そんな正論、改めて言われなくっても百も承知。
そうはいっても
クソみたいな上司には心底ムカつくことってありますよね?
頭に血がのぼってクラクラするほど怒りを覚えることってありましたよね?
例えば、
「そういえば、あの時のお前のやり方って今思っても間違ってたよなあ。」
なんて、いちいち昔のミスを掘り起こしてはネチネチ責めてきたり。
「あのプロジェクト、もう少しお前が努力すればなんとかなったんじゃないの?」
そんな風に、あたかも自分のせいで仕事が失敗したような言い方をしてきたり。
基本、部下を”責任を押し付けるためのスケープゴートみたいに扱う上司”は想像以上に多くて、そういう上司は基本クソです。
ムカついて当たり前。
「いやいや、上司とはいえども相手も人間だから。部下なんだから上司を気遣ってさあ。。。」
っていう論調もありますが、それ、嫌いです。
それ言うなら
「だったら、上司として部下を気遣えよ?」
って思いません?
....さて、冒頭からついヒートアップしましたが、そんなクソ上司と会社で喧嘩しても何も良いことありませんし、あなたが「勝つ」ということは200%ありえません。
なので、どれだけクソな上司がいたとしても、どれだけクソみたいな扱いをされたとしても絶対に喧嘩してはダメ。
自分が損をするだけだから。
上司は基本組織の中では「無敵」
大げさな言い方になりますが、上司は基本的には会社組織の中で無敵です。
どういう意味かというと、喧嘩になって口論になったとして、どれだけあなたの方に言い分があるとしても、それを最終的に聞いて判断するのは目の前の上司。
この時点で勝ち目がないんですよ。
分かりやすい例を挙げます。
例えば、あなたがとあるプロジェクトにおいてミスをしたとします。
もちろんミスは悪いことですが、それはその上司から別の仕事を緊急で頼まれていてせかされていたせいで起こった凡ミスだとします。
あなたには
「ミスをしたのは悪いけど、それは予期せぬ別の仕事の対応が合間に入ってしまったから」
という正論があります。
その正論をもってして上司に対して、
「ミスは申し訳ございません。ですが、それは別の仕事の対応がありまして。。。」
と弁解しながら攻撃したとします。
あなたの理想とする展開は、上司があなたに対して
「なるほど。確かにミスはしたが、俺がせかしたのも悪かったな。すまない。」
と、相手がそれなりに理解を示してくれ、謝意を見せることではないでしょうか?
現実の世界はそんなに甘くなく、ほとんどの場合は
「それなら今忙しいって言えよ!言えただろ?小学生じゃないんだからさ。社会人何年やってんの?」
「いやいや、俺はお前を信頼して頼んでいるんだから。頼んだ俺が悪いのか?じゃあ、これからお前には仕事は頼まないけど、それでいいのかな?」
と、別の「詰める理由」を探されてしまい、詰められてしまいます。
結局、あなたが述べる正論を評価する対象が、仮想敵であるあなたの上司である以上、何を言い返してもあなたが不利になる状況は変わらないのです。
上司と喧嘩しても損をするだけ
どれだけ理不尽であろうが、どれだけ整合性がないことを言われようが、上司と喧嘩することを選択肢として持つのはナンセンス。
あなたにとって不利益なことしかありませんからやめておきましょう。
仮に口論や議論で「勝った」としても、それはその時だけの話で、後々違った形で復讐されるのは目に見えています。
結局、どうロジカルにシミュレーションしても自分が損しかしないのですから、最初から喧嘩はしないことが一番です。
どうしても喧嘩したい場合は、その会社を辞めるか、その上司のもとでしばらくは冷遇されることを覚悟したうえでやりましょう。
中途半端に感情的になって行動を起こしちゃダメですよ。
スマートにやっていきましょう!
ムカついても腹が立っても謝罪が大事
「じゃあどうすればいいんだよ?」
と思う方もいると思います。
上司からムカつくこと言われたり、理不尽なことで責められたり。
「黙って聞いてたらいいのかよ?」
と思うかもしれませんが、現実の世界では素直に謝罪することがベストな選択です。
「すいませんでした。」
「申し訳ございません。」
確かにクソ上司に対して心にも思っていない謝罪を伝えるのは負けた気がして悔しいですが、そこで余計な議論にならず終わることができるので一番スマートなのです。
もちろん、度を越えたいわれのない誹謗中傷に対しては全身全霊をもって闘わないといけませんが、ちょっとした嫌味や皮肉くらいなら我慢して謝ることが大事。
相手に余計な攻撃ポイントや責める理由を与えませんから。
クールに、淡々と仕事を進めていきましょう。
そんなあなたの姿を必ず誰かが見ているはずですから。
【承認欲求は敵!?】職場の部下が拗ねてしまう原因とその対策方法
「最近部下が素直に言うことを聞いてくれない。。。」
「部下がすっかり拗ねてしまって困っちゃったなあ。。。」
今回はそんな風に悩んでいる方に向けて
- 部下が拗ねる原因
- 拗ねた部下への対策方法
について記事を書きます。
結論から言うと、部下が拗ねてしまうのは、
- 部下自身の問題
- あなたの接し方の問題
この2つがありますので、きちんと見極めて対処する必要があります。
では、詳しく解説をしていきますね!
部下が拗ねる原因
①:部下自身に問題がある場合
これまでの外資系企業でのキャリアを振り返った時、部下自身に問題があって拗ねる場合は以下の原因がありました。
- 自己肯定感が低い
- 受け止め方がネガティブ
- 発言の意図を深読みしすぎる
- そもそも上司のことが人間的に嫌い
いわゆる、若干メンヘラっぽい思考や感情のクセを持った人ですね。
このような場合はかなり困難。
なぜなら、他人の考え方や思考のクセは変えられないからです。(変えられることもありますが、相当な時間と根気が必要です。。。)
自己肯定感の低い部下の特徴
自己評価が著しく低く、自信がない傾向にあります。
言うことを聞いてくれやすい反面、物事を最後までやる力が弱いので常にしっかりとフォローアップする必要があるので注意が必要ですね。
受け止め方がネガティブ
ちょっとした言葉尻も意図としないネガティブな意味でとらえてしまう傾向があります。
すぐに自分が攻撃されたと思ってしまうんですよね。
なので、何かを指摘したり、お願いをするときの言い方には注意が必要です。
発言の意図を深読みする部下の特徴
疑り深い性格のせいで、常に裏にある意図を読もうとします。
過去に裏切られた経験があったり、社内政治でひどい目にあった可能性があります。
常に正直、かつストレートな言い方でコミュニケーションを取った方がうまくいきますね。
そもそも上司のことが嫌いな部下の特徴
特に明確な理由はないけれど
「なんだかこの人、自分には合わないなあ」
とか
「この人、理由はないけど気に食わない」
と思ってしまった部下です。
そもそも万人に好かれることは不可能ですので、変に気をつかって迎合しない方がいいです。
淡々と、共に仕事をしていきましょう。
※解決するために必要なアクションは?
人間的な信頼関係を構築することです。
仕事だけのドライな付き合いというよりは、相手の人間性仕事ぶり、全てを一旦信頼して受け止める覚悟が必要です。
そもそも、いい歳した大人が会社の中で「拗ねる」という”痛いアクション”を取ってしまうということは、本人の中に
「わかってほしい!」
「認めてほしい!!」
という甘えにも似た承認欲求があるからです。
その背景には認められなかった過去がある可能性や信頼していた人に裏切られた経験がある可能性が高いです。
なので、まずは人間的な信頼関係を構築することが先です。
仕事として割り切ったドライな関係も悪くありませんが、こうした承認欲求が強い人の場合は常に人を見ています。
「この人は信頼できるかな?」
「裏切らない人かな?」
という警戒心を持っているので、まずはそこをとっぱらってあげることが最重要課題かと。
上司の立場からすれば面倒かもしれませんが、それも立派なマネジメントですからね!
②:あなた自身に問題がある場合
次に、あなた自身に問題があって部下が拗ねてしまう場合です。
- 部下の話を聞かない
- 特定の部下にえこひいきをする
- 部下に対して無茶な要求をする
- 部下の尊厳を傷つけるような発言をする
いわゆる「こんな上司だったら嫌だなあ。。。」というのをかき集めたリストになりました笑
あなたは一つでも当てはまっていませんか?
普段の何気ない行動が部下の心を傷つけ、それが原因で拗ねてしまう場合があるので気を付けましょう。
上司って、どんな些細なこともいつも見られているんです。
神経質になる必要はありませんが、「他人から見られている自分」を俯瞰してみることが大事ですね。
※解決するために必要なアクションは?
上司=偉い、という考えが根本にありませんか?
もしそうだとしたら、役職はあくまでも社内の役割分担であり、人間的な上下関係ではない、と考えをを改めた方がいいです。
上司は偉いからこうあるべき、部下はこう接すべき!
みたいな考えがあるから、知らず知らずのうちに高圧的になってしまったり、相手に対してプレッシャーを与えてしまいます。
でもその原因はすごくシンプル。
結局、あなた自身も「上司として認められたい」という承認欲求があるからです。
あるべき理想の姿があって、でも、現実との間にギャップが存在する。
だから必死になって「追い求める理想の上司像」になろうと頑張ってしまう。
その結果、気づかないうちに部下の心をないがしろにしてしまい、信頼関係を損ねてしまうのが今の現状ではないでしょうか。
もっと肩の力を抜いて、部下を使うという発想ではなく、自分が縁の下から部下を支えるという謙虚な気持ちになるといいですよ。
上司の自分はあくまでも黒子。
そういう考えこそが真のリーダーでだと僕は思います。
つまらない承認欲求をこじらせて部下を拗ねさせてしまっていては、いつまで経っても優れたビジネスパーソンになれるはずがありません。
まとめ
今回の記事では職場の部下が拗ねてしまう原因とその対策方法について書いてみました。
上司と部下、お互いの強い承認欲求が人間関係をこじらせてしまい、目に見える現象として「拗ねる」という態度が生まれるのだと思います。
職場の人間関係やマネジメントはとても奥が深く、生々しくもあり、泥臭くもあります。
世界のビジネスパーソンが今も頭を抱える永遠の課題です。
そこにしっかりと向き合うことで、あなたのビジネススキルもググッとアップすると思います。
頑張っていきましょう!