【転職者向け】外資系金融業界のメリットとデメリットをまとめてみた!
ども!
転職する業界として人気の高い外資系金融業界ですが、果たして転職すべきなのかどうか、迷うこともありますよね?
特にネット上の情報を見ると、
「外資系金融業界は激務だー!」
とか
「外資系金融業界は上司が絶対だー!」
みたいな、ちょっとネガティブな情報も見つかるので、
「ぶっちゃけ外資系金融業界ってどうなの?」
って気持りになりますになりますよね?
そんなあなたが外資系金融業界への転職がオススメかどうかを判断するために、外資系金融業界のメリットとデメリットを簡単にまとめてみたいと思います!
(2021年9月30日:追記)
外資系金融業界のメリット
メリット①:給与が良い!!
外資系金融業界の魅力と言えばこれですね!
とにかく羽振りがいいw
オファーされる年収の金額も日系企業と比較すると1.5倍から2倍ほどというのが大体の相場です。
例えば、20代で年収1000万円という待遇も全く不思議ではありませんし、
「え?それくらい普通っしょ?」
というのが外資系金融業界のスタンダード。
ゴールドマンやモルスタの連中であればガンガン稼いでますからね
外資系金融業界で稼ぐ => 不動産投資でインカムゲインを増やす
これが外資系金融マンの黄金のコンボって感じです。
いずれにしても、外資系金融業界は給与が良いので、若い時にお金をつかみたい人には最高の業界だと思います!
【外資系金融の仕事について知りたい方向けの記事】
メリット②:将来のキャリアアップに有利!!
外資系金融業界で働いていた人材というのは転職業界で重宝されます。
なぜか、タフで、優秀で、英語が使えて、仕事ができる人材というイメージがあるようで、同業他社はもちろんコンサルなどの異業種からも声がかかるチャンスが増えます。
特にIBD(投資銀行部門)で働いていた経験がある人材は高値でオファーを受けることができ、転職活動は結構イージーモードの印象。
より良い会社を転々とヘッドハンティングされながら、資産とキャリアを構築する人が多いですね。
将来さらなるキャリアアップを狙っているのであれば、外資系金融業界で働いていたキャリアは貴重&高評価となるはずです!
メリット③:英語がめちゃめちゃ上達する!
「そりゃそうでしょ?」
というツッコミの言葉が聞こえてきそうですが、外資系金融業界で働くと英語力は確実にアップします。
毎日数百通は受信する英文メールに社内会議とミーティング。
ぶっちゃけ、これだけの英語のシャワーを毎日浴びていたら、そりゃ誰でも英語が上達するってもんですw
僕も外資系金融業界に入ってから相当英語力は伸びました。
それだけでも結構大きなメリットを感じています。
英語力を活かしたい、さらに高めていきたい、そんな人にオススメの業界が外資系金融業界だと思います。
メリット④:海外出張に行く機会が増える!
外資系金融業界でそれなりのポジション(シニア、バイスプレジデント、ヘッド)に就くと、海外出張に行く機会が増えます。
1週間程度の短期の時もあれば、数か月にも及ぶ場合があります。
海外出張で任されることは各部門やポジションによって違いはありますが、目的としては業務フローの共有が主になります。
あーでもない、こーでもない、といいながら、
「東京ではこうやってるよー!」
「それってこうやればよくない?」
そんなミーティングを朝から晩まで続けます。
非常にタフではありますが、ものすごくやりがいがある仕事です。
いずれにしても、海外で仕事をするというのは自分のキャリアにとって大きなプラスであることは間違いありません!
そうした機会を日常的に得ることができるのは外資系金融業界の大きな魅力の一つです!
外資系金融業界のデメリット
デメリット①:仕事がハードで大変!
ネット上に頻繁に書かれていますよね。
「外資系金融業界は激務だー!」
って。
これは正解ですね。
とにかくハードです。
IBD(投資銀行部門)に勤務したら最悪で、忙しい時なんて睡眠時間が数時間しか取れません。
クライアントから桁違いのフィーを頂戴するビジネスをやっていますから当然といえば当然なんですけど、実際に働いてみるとキツイです。
外資系金融業界は給与が良いのはメリットとしてあるんですが、当然その分だけ働かないといけないわけで。
個人的には、長い年月をかけてキャリア形成するのもアリなんですが、数年間だけガーって働いて稼ぎまくって、その後は別の業界でまったり働くなんてのも魅力的なキャリアの歩み方だと思いますね!
【外資系企業はブラックなのか知りたい方向けの記事】
デメリット②:意外と体育会系で上下関係が厳しい!
「外資系だからフランクで風通しがいい社風だよね?」
ってわけではありません!
これから外資系金融業界に転職する予定がある人は、ここは勘違いしてはいけないポイントですね。
外資系とはいえども業界は金融です。
からどっちかっていうとガチガチにお堅い業界ですからね。
上下関係は確実に守らないと社内で大変なことになります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、とにかくポジションが自分より上の人には絶対服従。
実際に働いてみるとそんな場面に何度も遭遇します。。。
社内統制上「そりゃそうだろ」って感じなのですが、日本人がイメージしている”外資系”のつもりで外資系金融業界に来ると結構面喰うことがあります。。。
特に上司との人間関係には一番気を遣わないといけません。
社内での評価をすべて掌握しているのは直属の上司ですからね。
【外資系金融の上司の特徴について知りたい方向けの記事】
デメリット③:結果を出せないとクビ・リストラになる!
外資系金融業界と言えばクビ・リストラは避けて通れません。
特に役職が高く、給与をたくさんもらっている人ほどクビになりやすいです。
なんでかっていうと、
給与が高い=会社から期待されている=求められる結果が大きい
からです。
ぶっちゃけ、クビやリストラって結構日常的に行われているので、最初は
「うわ!これが外資系金融か。。。」
とビビったりもしますが、慣れてくると驚かなくなりますw
心配しなくても、
「あ、またか。」
って感じで何も感じなくなります。
クビやリストラって欧州系よりも米系の外資系金融の方が多い印象があるかもしれませんが、個人的にはそんなに変わりはないと思います。
上司に取り入ることができないような社内の立ち回りが下手な人や、学歴や社歴だけが綺麗な口だけの人材はどこにいっても通用しませんからね。
バイスプレジデントであろうがヘッドであろうが関係ありません。
給与の高さだけに惹かれて安易に外資系金融業界に転職をすると、履歴書を汚してしまう結果になることもあるので注意が必要ですからね!
【外資系企業でのクビ・リストラ事情について知りたい方向けの記事】
デメリット④:社内政治が面倒くさい
外資系金融業界ではHR(human resource)部門ではなく直属の上司が人事権を持っています。
なので、上司から信頼を獲得することが会社内でサバイブ(生き残る)ために何よりも大切なことになります。
もし上司から嫌われたり、評価が低くなるとクビやリストラになる可能性がグーンと高くなります。
こういう社内制度になっていますから、上司へのゴマすりなんて日常茶飯事!
ちょっとしたアイデアに対して、
「すごいですねー!」
「最高です!!」
なんて、昭和の日系企業顔負けの媚の売りあいが始まりますw
やっている当人たちとしては本当は
「ダルいわ・・・」
って思っているんですが、自分が生き残るためには仕方ありません!
こういうのを「面倒くせー。。。」と思うのか、それとも「面白いじゃん!」と思えるかで外資系金融業界での寿命が決まると言っていいでしょう。
まとめ
ということで、外資系金融業界のメリットとデメリットについてまとめてみました。
こうしてまとめてみると、やっぱりおもろい業界ですね。
確実に自分が成長できる機会はありますので、個人的にはチャレンジできる人はぜひチャレンジしてほしい業界だと思います。
お金、キャリア、欲しいものが最短距離で手に入りますから。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました!