【無理は禁物】仕事が辞めたくて朝起きれないのはSOSのサイン
いま、仕事が辞めたくて仕方ありませんか?
朝起きるのが辛くなっていませんか?
おそらくそれは、体から出ているSOSのサインです。
無理は禁物。
会社を休むか、それとも、退職することをオススメします。
誰かに相談するのもいいですが、
「もう少し頑張れ」
「根性出そうぜ!」
と、無責任なアドバイスが来る場合もあり、参考にはなりません。
大切なのは「自分が今、どう感じているか」です。
辛い、泣きそう、逃げ出したいと感じているのであれば、素直に自分の心に耳を傾けてあげましょう。
(追記:2021年10月7日)
【自分の体験談】激務の証券会社時代
僕は新卒で証券会社の営業マンになりました。
今から何年も前の話なのですが、当時はまだパワハラとかがゆるかった時代ですので、部長や課長から激詰めされることは日常茶飯事。
もし営業成績があまりよくないと、朝の営業会議では
「お前、どうするんだよ?」
と、詰められます。
この上司からの「詰め」に合理的な特に意味はなく、
- 上司の憂さ晴らし
- 周囲にさらし者にする
- 恐怖で人を動かす
という目的でやっているとしか感じられませんでした。
証券会社の営業は毎日バンバン成約がとれるわけではありません。
一日200件ほどテレアポをして、1件の訪問アポが取れればいい方。
そこから口座開設→取引開始までとなると、相当の数のテレアポをこなさなければいけません。
結局、上司からの詰めは毎日続きます。
さすがに僕も精神的にまいってしまい、朝起きるのが本当につらく、ストレスで肌荒れが悪化してしまい、頭皮や唇がボロボロになってしまいいました。
当時の僕の顔を見た親は絶句。
結局、半年で退職することに。
今でも当時の仕事を夢に見るくらいトラウマになっています。
わずか半年で辞めて後悔はなかったのか?
証券会社を辞めた時、正直ホッとしました。
朝も起きれるようになりましたし、それまで苦しんでいた肌の悩みも一気に改善。
「あれはなんだったのか?」
と思うくらいスッキリとした毎日を送ることができるようになりました。
辞めて後悔?
あるはずもありません。
むしろ辞めたことが海外留学のきっかけになり、そこから大きく人生が広がりましたから。
今の環境で悩んでいるのであれば、思い切って辞めることも選択肢としてはアリです。
仕事を辞めたら周りに迷惑をかけるのか?
これまで様々な職場で働きました。
新しい仕事と出会う数の分だけ「職場を辞める経験」もしています。
そこから言えることは、
仕事を辞めても罪悪感なんて感じる必要はない
ということ。
たしかに、残ったメンバーからすれば、いきなり辞められたら業務業が増えるので負荷が増えるでしょうし、
「無責任な奴だなあ!」
という陰口もたたかれるかもしれません。
ですが、最初にも書いた通り、大切なのは自分の気持ちです。
そこを最優先してください。
そもそも、あなた一人が辞めてまわらなくなるような会社だったら、それまでの会社ってことです。
ビビる必要はありません。
一週間もたてば、あなたのことなんてみんな忘れていますから。
そういうものです。
最後に
サラリーマン人生は長いです。
無理して今の環境にしがみつく必要なんてありません。
今の環境で輝けていなくても、別の環境に行けば思いっきり力を発揮できる!なんてことは日常茶飯事ですから。
たかが仕事。
そう考えるようにしてください。
社会には「仕事を辞める=ダメ」みたな風潮があるかもしれませんが、個人的にはあまり賛同できません。
頑張ることも大事ですけど、その先に何があるのでしょうか?
頑張って、無理をして仕事をつづけて、でもそこがただのブラック企業だとすれば、報われる可能性は低いでしょう。
戦略的なキャリアに対するヴィジョンが描ける環境なら頑張ることは大事ですが、頑張っても報われない環境であれば、その環境は意地でも変える必要があります。
今は気軽に転職できるような世の中になってきているので、これまでの凝り固まった「石の上にも三年」みたいな考え方の呪縛にとらわれない方がいいと思います。