職場の部下が喋ってくれなくなったし元気がない時の解決方法
ども!
マークです。
最近どうも部下の様子がおかしい、全然喋ってくれない。
「...これは何かヤバイ状態なのでは?」
そんな風に思ったこと、ありませんか?
あなたが思っているとおり、これは部下からの「ヤバイ」というサインです。
放置しておくと大変ですので、できるだけ対処しておいた方がいいです。
そこで今回は、僕のマネジメント経験から、部下が喋らなくなった原因と対処方法について書いてみたいと思います。
部下が喋らなくなった原因とは?
結論から言うと、
あなたへの信頼感がなくなった
ということ。
これが部下が喋ってくれなくなった原因です。
なぜなくなったのかはそれぞれ個別の理由があると思いますが、大半は
- 理不尽なことで𠮟責した
- スケープゴートにした
- 人格を否定することを言った
- 誰かと比較して罵った
- 脅迫まがいに聞こえることを遠回しに言った
など、相手の立場を考えず、自分の一方的な都合で部下を取り扱い、心を傷つける言動をしたことが原因だと思います。
せっかくの機会ですので、最近のあなたの部下に対する言動を振り返ってみて下さい。
当てはまること、ありませんか?
「んー、俺は傷つける意図はなかったけどなあ」
と思う人が大半だと思いますが、傷つく、傷つかないを判断するのは自分ではなく「相手」ですからね。
心当たりがないかもしれませんが、相手からすれば「傷つくこと」だった可能性もあります。
信頼を失うと必ず人間関係は破綻する
人と人との信頼は貯金みたいなものだと言われています。
良いこと、役に立つことをすると信頼が貯まり、傷つけたり、裏切ったりすると信頼が失われていきます。
この貯金がなくなってしまうと、ちょっとしたイザコザが原因で
「あ、この人はダメだ。」
「ちょっとこの人とは距離を置こう。」
と思われてしまいます。
そもそも部下との信頼は日ごろから”貯金”できていたのか?
そこも振り返っておいたほうがいいでしょう。
喋ってくれなくなったということは、もうその貯金が底をついたという証。
すでに限界が来ていたのかもしれませんよ。
喋らなくなった部下の対処方法
結論から言うと、
心を開いてもらうためのアクションをとりましょう。
そのためには、人としての信頼関係をもう一度構築しなければいけません。
余計なプライドは捨てて、自分から積極的にコミュニケーションと取りましょう。
コミュニケーションとはいっても、上から目線で、
「どうした?」
「なんかったのか?俺も若い時は...。」
と一方的な説教をするのではなく、自分という人間をもっとオープンに開示し、相手の言っていること、思っていることに対してしっかりと耳を傾ける、ということです。
割合でいえば、
9割相手の話を聞いて、残りの1割で自分のことを開示する
これくらいでちょうどいいです。
普段は仕事上でのコミュニケーションしかとることがないかもしれませんが、少しくらい自分という人間をさらけ出しても良いと思いますよ。
弱みを知られるというリスクはあります。
ですが、このまま放っておいても人間関係がよくなることはありません。
であれば前に進むしか選択肢はありませんよね。
信頼してほしければ、まずは自分が相手に対して「信頼している」ということを開示する必要があります。
やってやりましょう!
信頼関係を得るために絶対にやっていはいけないこと
逆に、絶対やってはいけないことは、自分だけ一方的にベラベラと弁解するということ。
悪手なのが、
自分なりの結論に話をもっていく、
ということ。
例えば、
「お前、そういうことで悩んでいるんだよね?」
「俺も若いころそうだったよ。それって結局こういうとが原因だろ?わかるわ~。そういうときはさあ...。」
みたいな。
居酒屋で飲んだくれたおっさんが部下を相手に昔の武勇伝を自慢げに話すイメージですね笑
これだけは絶対にやめてくださいね!
結論を出すのは部下の方ですから。
一方的な意見の押しつけは、
「ああ、この人は結局話を聞いてくれなかった。」
と思わせてしまうことになり、余計に信頼感を損ねることになります。
喋らない部下は放っておいたほうがいい?
経験上、放っておいても良くなることはありません。
放っておいても、余計な妄想・憶測で人間関係がより悪化する可能性の方が高いです。
くすぶった感情はくすぶったままですので、まだ火種が小さなうちにしっかりと鎮火しておきましょう。
勇気が必要なアクションですが、これもマネジメントの一つですからね。
一つ一つの乗り越えて、立派なリーダーになっていきましょう!
まとめ
今回は、部下が喋らなくなった原因と対処方法について書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
上司・マネージャーという立場になると、部下のマネジメントに心を悩ます日々になり苦労が絶えません。
ですが、この経験は将来必ず役に立つ時が来ます。
頑張っていきましょう!