たかが仕事でメンタルを壊さない方法とは?
仕事をしていると病むことがあります。
特に外資系ともなると、「結果を出せ!」というプレッシャーから逃げることはできません。
日々そんなプレッシャーと真面目に、そして愚直に向き合っていくことが美徳とされているのが日本人的感覚ですが、それを続けているとマジでメンタルを壊します。
そもそも「仕事」って、人生の全てじゃないですし、メンタルを壊してまでやるほどの価値があると思いますか?
外資系でバリバリ働く人ほどストイックにゴリゴリやっちゃうタイプだと思いますけど(僕もそうでした)、メンタルを壊しちゃダメ。
たかが仕事。
そういう風に思い、適切な距離感で向き合うことが大事です。
ということで、今回の記事では僕なりに編み出した「たかが仕事でメンタルを壊さない方法」についてあなたとシェアさせていただきたいと思います。
たかが仕事でメンタルを壊さない方法
メンタルを壊さない方法①:仕事=自分の価値だとは思わないようにする
外資系でバリバリ仕事をする人って、
「仕事こそが自分の人生の全てだ!」
みたいな考え方をする人って多いんですよ。
ワークライフバランスも大事だけど、とにかくストイックに仕事をすることがクールだし、みんなそうじゃないの?みたいな価値観を持っているんです。
そういう人って、自分の価値=仕事だと思ってしまう傾向があるので、仕事のパフォーマンスが思うようにいかなかったり、結果が出ない状態が続くと、
「俺って生きている価値ってあるのかな?」
とか
「マジで俺ってダメでクズ人間じゃん。。。」
と、自分を責めてしまいます。
これって間違った考え方です。
仕事とあなたの価値って全然リンクしませんし、仕事ができないからなんなの?
誰でも最初からできるようにならないし、人には得意不得意って必ずありますから。
少し厳しい言い方をすると、悲劇のヒロインぶっても状況は何も変わりませんので、早くその考え方から脱却した方がいいです。
仕事に自分の価値を見るってことは、仕事にどっぷり依存しちゃっているということ。
人生の楽しみを仕事以外にも見出すようにしましょう。
これが解決策です。
メンタルを壊さない方法②:少しくらい不真面目になってみる
メンタルを壊す人の共通点は「真面目」ということ。
「真面目=偉い!いいこと!」と無意識のうちに思ってしまいますが、”真面目過ぎる”のは自分に余計な負担をかけてしまうだけなので、正直メリットはありません。
外資系でバリバリ仕事をする人って、周囲からの期待に応えてきた実績があるでしょうし、いろんなことにきちんと真面目に向き合ってきた「自分なりの正義感」というのを持ち合わせていると思います。(だからこそ、今こうしてバリバリ仕事がデキる環境にいるわけだし、そんな自分になることができたんだろうなと思います)
ただ、人間のメンタルって自分が思っている以上に弱くて脆いです。
なんでもかんでもクソ真面目に向き合っていると、ある日突然、ガクーン!と落ちてしまう事だってあります。
そんな真面目さはいいところとして残しつつ、多少は不真面目な自分も認めてあげるようにしましょうよ。
ちょっと仕事をさぼってしまう自分、社内でずる賢く立ち回る自分、サバイブするために他者に責任をなすりつけようと必死になる自分。
いいんですよ、多少不真面目だって。
だって、世の中のみんなそうですから。
余計な正義感を振りかざすと、それを他人に押し付けてしまうし、その刃が自分に向いたときに怖い。
気楽に行きましょ。
多少の不真面目さは心に「遊び」をつくり、「遊び」という余裕があるから、いい仕事ができる。
やってみてください!
メンタルを壊さない方法③:他人からの承認を一旦捨てる
仕事って、あくまでも他人が評価するものですからね。
一生懸命キャリアを追っていると、他人からの評価がものすごーーーーく気になって仕方ない、ということはある意味当たり前。
特に外資系の場合、上司からの評価は今後のキャリアを左右する大切なものですから、気にして当たり前。
そこを最重要視するのは当然ですよ。
...ただ、そんな日々を過ごしていると、いつの間にか他人からの承認を求めるクレクレマンになってしまいます。
「もっと認めてよ~」
「頑張っているおれを見て~」
そんな気持ちが心の底からどんどんわいてきて、止められようになってしまいます。(これの典型的なダメパターンがSNSで承認されようとするおっさんですね)
そういった承認欲求は一旦捨てて、
自分はどう思うか?
ここを大事にするのもめちゃめちゃアリなんですよ。
自分が「いい!」と思ったらそれでいいじゃん。
自分が「納得できた!」と思える仕事ができたらそれでいいんです。
上司が、○○さんが、海外の○○が、と他人を主語にするのではなく、
私が~だ!
と、自分を主語にするようにして見てください。
どっぷり他社依存していたマインドを、少しだけ改善することができるようになりますよ。
まとめ
仕事でメンタルを壊す人が多いです。
僕が働いていた外資系企業でもメンタルを病む人は一定数いましたし、自分も危うくメンタルをぶっ壊しかけたことがありました。
外資系企業で仕事をすることはエキサイティングですし、キャリア形成の中でかなり重要な役割を持つものであると思う一方で、
「たかが仕事でそこまで追い込まなくてもいいんじゃねーの!?」
という考え方も持っておかないと、メンタル全部もってかれることになりかねません。
真面目過ぎる人ほどその傾向にあるので、マジで注意が必要。
一度壊れたものはなかなか戻らないので、とにかく未然に対処する癖をつけておくことが大事かなと思います。