俺でも外資系!?

外資系企業で働いていたキャリアを持つ意識低い系男子が、外資系企業の転職活動について色々情報発信するブログです

【耐えれない】上司が優秀すぎると部下が育たない理由とは?

「上司が優秀過ぎてついていけない!」

「上司がマジで出来る人だから、逆に自分がやるべき仕事がない。。。」

そんな風に、優秀過ぎる上司に対して窮屈さや、重すぎるプレッシャーを感じたことはありませんか?

上司が優秀=部下の育成もガンガンやってくれて組織が育つ

みたいなイメージがあると思いますけど、実際は違います!!

というのも、

上司が優秀すぎると部下がもたないんですよ。

あなたも経験ありませんか?

あまりにもキレッキレな上司に対して日々猛烈なプレッシャーを感じたこと。

今回の記事はそんな理由について書きたいと思います。

 

上司が優秀すぎると部下が育たない理由

結論から言うと、上司が優秀過ぎると以下のようなことが起こりがちです。

  • 部下を徹底的に詰める
  • 部下の仕事までやってしまう
  • 部下を育てるのではなく排除する

これらが部下の成長を阻害してしまうんです。

では、詳しく解説していきます。

 

部下を徹底的に詰める

優秀であるがゆえの悲しさです。

基本、出来ない人の気持ちがわからないんですよ。

だから、純粋に「なぜ?」って聞くのが詰めになっちゃう。

しかも、ロジカルな思考で動く傾向があるので、ちょっとでも抽象的なふわっとした説明だと納得してくれない。

結果、ちょっとした報告が数時間にもわたる詰めに発展することも。

「なぜ?」

「だから、それはなんで?」

これがひたすら続く時間、いわゆる激詰めに近いことが起こってしまうので、こういう上司のもとでは部下が育ちません。

本人がいくら「詰める」意図はなかったとしても、受け取る側がそう思ってしまってはダメ。

詰められたと感じた部下は、

仕事を前に進めること

よりも

上司に怒られないこと

を優先するようになりますからね。

これでは正常な組織として機能しなくなります。

関連記事:【ギクっ!】上司から詰められやすい人の3つの特徴 - 俺でも外資系!?

 

部下の仕事までやってしまう

「あの仕事、どうなった?」

「すいません、まだ手が付けられてなくって。。。」

「...もういいよ、こっちでやっとくわ。」

そんな風に、部下の仕事までやってしまう。

優秀すぎて人の何倍ものスピードで仕事をしてしまうがゆえ、部下の成長の機会まで奪ってしまう上司もいます。

典型的なダメ上司の見本のようですが、一概にも「悪」とはいえないのがこの上司の特徴。

クライアントが絡む仕事では仕事の早さが大事です。

納期を守ってこそのクオリティという部分もありますからね。

ただ、これをやられると部下の顔は確実につぶれます。

存在意義無し。

そんなメッセージをつきつけられたのも同じです。

 

部下を育てるのではなく排除する

出来ない部下は徹底的に干すか、もしくは自主的に去ってもらう。

頭の中に「育成する」という概念が存在しない。

そんな風に冷酷無比な上司では部下は育つことはありません。

あまりにも合理化された考えが故、

「いくらでも代わりはいるから!!」

という思考で動いていることが特徴です。

部下が認められるような成果を出せればいいのですが、上司が優秀すぎるので要求されたクオリティを満たすことが難しいことが大半です。

結果、優秀なポテンシャルを持った部下が組織を去ってしまう、ということが起こってしまいます。

 

優秀な人は「仕事ができない人」にとってクラッシャーとなる

「優秀な人こそ、他の人のフォローアップにまわったり、いろんな仕事をおしえていけばいいじゃん!」

と思うかもしれません。

マジでそれが理想です。

ただ、残念ながら、優秀な人の中でそのような考えを持っている人格者というのはなかなかいません。

出会う確率は、、、、、相当低いと思っていいでしょう。

優秀な人は、これまで幾多の競争に勝ち抜いてきて、自分を高めてきた過去を持っている人が多いです。

プライドが高く、

「俺でもできたんだから、お前もできるだろう。」

「自分が仕事ができないのは自己責任であり、なんで俺が面倒をみなくちゃいけないのだ?」

という考えを持っている人も一部います。

こうした人と働くと、様々な新しい気付きや成長意欲を刺激されるメリットがあるものの、気を付けないとメンタルをやられることもあります。

外資系金融や外資系コンサルのように、上下関係のヒエラルキーがガッチガチの組織の場合、このような上司のもとでクラッシュされてしまう人は少なくありません。

出会ってしまった場合、

成長するか、それとも会社を去るか。

この究極の二択を迫られることになるかもしれません...。

 

まとめ

さて、今回の記事では上司が優秀すぎると部下が育たない理由について解説をしました。

あなたの職場にもいませんか?

優秀過ぎるがゆえに、部下を育成できずにイライラしている人。

こういう人と仕事をすると大変な思いをしますし、長期的に見た時に組織にとってはマイナスの作用を及ぼすことの方が多いです。

気を付けて付き合いましょうね!