俺でも外資系!?

外資系企業で働いていたキャリアを持つ意識低い系男子が、外資系企業の転職活動について色々情報発信するブログです

会社で上司と喧嘩しても【200%】勝てないから立てつくだけ損だよ!?

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上司との人間関係が大事。

そんな正論、改めて言われなくっても百も承知。

そうはいっても

クソみたいな上司には心底ムカつくことってありますよね?

頭に血がのぼってクラクラするほど怒りを覚えることってありましたよね?

例えば、

「そういえば、あの時のお前のやり方って今思っても間違ってたよなあ。」

なんて、いちいち昔のミスを掘り起こしてはネチネチ責めてきたり。

「あのプロジェクト、もう少しお前が努力すればなんとかなったんじゃないの?」

そんな風に、あたかも自分のせいで仕事が失敗したような言い方をしてきたり。

基本、部下を”責任を押し付けるためのスケープゴートみたいに扱う上司”は想像以上に多くて、そういう上司は基本クソです。

ムカついて当たり前。

「いやいや、上司とはいえども相手も人間だから。部下なんだから上司を気遣ってさあ。。。」

っていう論調もありますが、それ、嫌いです。

それ言うなら

「だったら、上司として部下を気遣えよ?」

って思いません?

 

....さて、冒頭からついヒートアップしましたが、そんなクソ上司と会社で喧嘩しても何も良いことありませんし、あなたが「勝つ」ということは200%ありえません。

なので、どれだけクソな上司がいたとしても、どれだけクソみたいな扱いをされたとしても絶対に喧嘩してはダメ。

自分が損をするだけだから。

 

上司は基本組織の中では「無敵」

大げさな言い方になりますが、上司は基本的には会社組織の中で無敵です。

どういう意味かというと、喧嘩になって口論になったとして、どれだけあなたの方に言い分があるとしても、それを最終的に聞いて判断するのは目の前の上司。

この時点で勝ち目がないんですよ。

分かりやすい例を挙げます。

例えば、あなたがとあるプロジェクトにおいてミスをしたとします。

もちろんミスは悪いことですが、それはその上司から別の仕事を緊急で頼まれていてせかされていたせいで起こった凡ミスだとします。

あなたには

「ミスをしたのは悪いけど、それは予期せぬ別の仕事の対応が合間に入ってしまったから」

という正論があります。

その正論をもってして上司に対して、

「ミスは申し訳ございません。ですが、それは別の仕事の対応がありまして。。。」

と弁解しながら攻撃したとします。

あなたの理想とする展開は、上司があなたに対して

「なるほど。確かにミスはしたが、俺がせかしたのも悪かったな。すまない。」

と、相手がそれなりに理解を示してくれ、謝意を見せることではないでしょうか?

現実の世界はそんなに甘くなく、ほとんどの場合は

 

「それなら今忙しいって言えよ!言えただろ?小学生じゃないんだからさ。社会人何年やってんの?」

 

「いやいや、俺はお前を信頼して頼んでいるんだから。頼んだ俺が悪いのか?じゃあ、これからお前には仕事は頼まないけど、それでいいのかな?」

 

と、別の「詰める理由」を探されてしまい、詰められてしまいます。

結局、あなたが述べる正論を評価する対象が、仮想敵であるあなたの上司である以上、何を言い返してもあなたが不利になる状況は変わらないのです。

 

上司と喧嘩しても損をするだけ

どれだけ理不尽であろうが、どれだけ整合性がないことを言われようが、上司と喧嘩することを選択肢として持つのはナンセンス。

あなたにとって不利益なことしかありませんからやめておきましょう。

仮に口論や議論で「勝った」としても、それはその時だけの話で、後々違った形で復讐されるのは目に見えています。

結局、どうロジカルにシミュレーションしても自分が損しかしないのですから、最初から喧嘩はしないことが一番です。

どうしても喧嘩したい場合は、その会社を辞めるか、その上司のもとでしばらくは冷遇されることを覚悟したうえでやりましょう。

中途半端に感情的になって行動を起こしちゃダメですよ。

スマートにやっていきましょう!

 

ムカついても腹が立っても謝罪が大事

「じゃあどうすればいいんだよ?」

と思う方もいると思います。

上司からムカつくこと言われたり、理不尽なことで責められたり。

「黙って聞いてたらいいのかよ?」

と思うかもしれませんが、現実の世界では素直に謝罪することがベストな選択です。

「すいませんでした。」

「申し訳ございません。」

確かにクソ上司に対して心にも思っていない謝罪を伝えるのは負けた気がして悔しいですが、そこで余計な議論にならず終わることができるので一番スマートなのです。

もちろん、度を越えたいわれのない誹謗中傷に対しては全身全霊をもって闘わないといけませんが、ちょっとした嫌味や皮肉くらいなら我慢して謝ることが大事。

相手に余計な攻撃ポイントや責める理由を与えませんから。

クールに、淡々と仕事を進めていきましょう。

そんなあなたの姿を必ず誰かが見ているはずですから。