ベンチャー企業のノリが気持ち悪いと感じてしまう理由の考察
「ベンチャー企業界隈のノリが気持ち悪い。。。」
そんなイメージってありませんか?
実際に僕も都内のベンチャー企業で働いている時、
「なんか独特の文化だなあ。。。」
と思っていた節があります。
そこで今回は、ベンチャー企業でノリが気持ち悪いと感じてしまう理由について深ぼってみたいと思います。
これからベンチャー企業に転職を考えている人は参考にしていただけると嬉しいです!
ベンチャー企業のノリが気持ち悪いと感じてしまう理由
では、ベンチャー企業のノリが気持ち悪いと感じてしまう理由について解説をしていきますね。
理由①:会社に対して肯定感が強すぎる
ベンチャーって会社に惚れている人が多いですね。
悪く言えば妄信している。
社会人経験が少ない若者が大半の職場ですから無理もありません。
「うちの会社は最高!」
「絶対に○○兆円いってやる!!」
何の根拠もなしに妄信している姿は滑稽ではあるのですが、他の会社を知らないからこそできることなんだと思います。
一歩外に出たら、もっとスゴイ会社なんてたくさんありますし、もっと良いオファーをくれる会社なんて山ほどあります。
でも、なぜかそういった正論には耳を貸さない人が多いんですよね。
事実は知りたくないのかな?
まあ、僕はもう辞めたから別にいいんですけどね...。
理由②:どんなことをしてでも利益を出すという危ないマインド
これは賛否両論ありそうですが、どんなことをしてでも利益を出すというマインドが徹底されています。
これ自体は悪いことではないのですが、そのマインドが徹底されすぎているばかりに、数字至上主義が蔓延しているので結構”危ない”です。
法律は犯さないまでも、倫理的に「それってどうなの?」という考え方ややり方が称賛される文化です。
中にいる時は気づかないでも、一歩外に出るとビジネスパーソンとしてかなり痛い。
そんな風に見られる可能性大な社内文化なのです。
理由③:社内のみんな大体友達関係で構成されている
立ち上げ当初のベンチャー企業の採用なんて、ほとんどがリファラル採用なのではないでしょうか。
良くも悪くも、友人関係のつながりで入社する人が多いです。
そのため、社内の人間関係が「もともとの友人」だったり「先に入社している○○さんの後輩」「△△さんの彼女」みたいなパターンが多いです。
社内のみんなが大体友達関係で構成されているため、ため口や友達言葉で仕事のやりとりが行われます。
本人たちはいいのでしょうが、後から入社する者の身になれば
「なんだか気持ち悪い。。。」
と思ってしまうのも無理ありません。
特に密接な男女関係も絡んでいる場合もあるので余計に気持ち悪いです。
何で仕事以外で気を遣わないといけないんだよ。。。
理由④:長く会社に残る人=仕事を頑張る奴という認識
「ベンチャー企業=生産性を重んじる組織」というイメージがありますが、実際は真逆。
根性論がまかり通り、
長く会社に残る人=仕事を頑張る奴=偉い
という考え方が普通です。
「え、昭和世代ですか?」
と言いたくなりますが、変なところが体育会系なんですよね。
営業職ならなおさらで、結果が出ていない人の場合は早く帰ることは許されません。
最低でも夜の21時までは何かやっている風な感じで会社に残っていないと、評価が下がってしまうような文化でした。
このような悪しき文化のせいでベンチャー企業が激務になってしまうんですよ。
個人的にはこういう文化は大嫌いです。
サクッと仕事は終わらせて帰る。
メリハリが大事ですよ。
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理由⑤:良くも悪くも社長にカリスマ性がある
なんだかんだベンチャー企業の社長には魅力があります。
圧倒的なカリスマ性っていうんですかね。
それは認めますよ。
ただ、社員のみんながそれに対してあまりにも神格化していると正直気持ち悪いです。
「やっぱ社長はスゲーっす!!!」
「神!神すぎる!!」
なーんて、もてはやされているのを見ると、ちょっと宗教っぽい感じです。
というか、ベンチャー企業の大半ってこういう「社長信仰」が当たり前の社内文化なのでしょうね。
だからこそ、統率が取れるというか、タコ壺化した社内文化が醸成されるというか。
確かにすごいんだろうけど、神格化するほどではありません。
社長に対して迎合する人間ばかりの組織は気持ち悪いです、正直。
まとめ
今回の記事ではベンチャー企業のノリが気持ち悪いと感じてしまう理由について書いていました。
これからの転職活動の参考になれば幸いです。