会社で上司と喧嘩しても【200%】勝てないから立てつくだけ損だよ!?
上司との人間関係が大事。
そんな正論、改めて言われなくっても百も承知。
そうはいっても
クソみたいな上司には心底ムカつくことってありますよね?
頭に血がのぼってクラクラするほど怒りを覚えることってありましたよね?
例えば、
「そういえば、あの時のお前のやり方って今思っても間違ってたよなあ。」
なんて、いちいち昔のミスを掘り起こしてはネチネチ責めてきたり。
「あのプロジェクト、もう少しお前が努力すればなんとかなったんじゃないの?」
そんな風に、あたかも自分のせいで仕事が失敗したような言い方をしてきたり。
基本、部下を”責任を押し付けるためのスケープゴートみたいに扱う上司”は想像以上に多くて、そういう上司は基本クソです。
ムカついて当たり前。
「いやいや、上司とはいえども相手も人間だから。部下なんだから上司を気遣ってさあ。。。」
っていう論調もありますが、それ、嫌いです。
それ言うなら
「だったら、上司として部下を気遣えよ?」
って思いません?
....さて、冒頭からついヒートアップしましたが、そんなクソ上司と会社で喧嘩しても何も良いことありませんし、あなたが「勝つ」ということは200%ありえません。
なので、どれだけクソな上司がいたとしても、どれだけクソみたいな扱いをされたとしても絶対に喧嘩してはダメ。
自分が損をするだけだから。
上司は基本組織の中では「無敵」
大げさな言い方になりますが、上司は基本的には会社組織の中で無敵です。
どういう意味かというと、喧嘩になって口論になったとして、どれだけあなたの方に言い分があるとしても、それを最終的に聞いて判断するのは目の前の上司。
この時点で勝ち目がないんですよ。
分かりやすい例を挙げます。
例えば、あなたがとあるプロジェクトにおいてミスをしたとします。
もちろんミスは悪いことですが、それはその上司から別の仕事を緊急で頼まれていてせかされていたせいで起こった凡ミスだとします。
あなたには
「ミスをしたのは悪いけど、それは予期せぬ別の仕事の対応が合間に入ってしまったから」
という正論があります。
その正論をもってして上司に対して、
「ミスは申し訳ございません。ですが、それは別の仕事の対応がありまして。。。」
と弁解しながら攻撃したとします。
あなたの理想とする展開は、上司があなたに対して
「なるほど。確かにミスはしたが、俺がせかしたのも悪かったな。すまない。」
と、相手がそれなりに理解を示してくれ、謝意を見せることではないでしょうか?
現実の世界はそんなに甘くなく、ほとんどの場合は
「それなら今忙しいって言えよ!言えただろ?小学生じゃないんだからさ。社会人何年やってんの?」
「いやいや、俺はお前を信頼して頼んでいるんだから。頼んだ俺が悪いのか?じゃあ、これからお前には仕事は頼まないけど、それでいいのかな?」
と、別の「詰める理由」を探されてしまい、詰められてしまいます。
結局、あなたが述べる正論を評価する対象が、仮想敵であるあなたの上司である以上、何を言い返してもあなたが不利になる状況は変わらないのです。
上司と喧嘩しても損をするだけ
どれだけ理不尽であろうが、どれだけ整合性がないことを言われようが、上司と喧嘩することを選択肢として持つのはナンセンス。
あなたにとって不利益なことしかありませんからやめておきましょう。
仮に口論や議論で「勝った」としても、それはその時だけの話で、後々違った形で復讐されるのは目に見えています。
結局、どうロジカルにシミュレーションしても自分が損しかしないのですから、最初から喧嘩はしないことが一番です。
どうしても喧嘩したい場合は、その会社を辞めるか、その上司のもとでしばらくは冷遇されることを覚悟したうえでやりましょう。
中途半端に感情的になって行動を起こしちゃダメですよ。
スマートにやっていきましょう!
ムカついても腹が立っても謝罪が大事
「じゃあどうすればいいんだよ?」
と思う方もいると思います。
上司からムカつくこと言われたり、理不尽なことで責められたり。
「黙って聞いてたらいいのかよ?」
と思うかもしれませんが、現実の世界では素直に謝罪することがベストな選択です。
「すいませんでした。」
「申し訳ございません。」
確かにクソ上司に対して心にも思っていない謝罪を伝えるのは負けた気がして悔しいですが、そこで余計な議論にならず終わることができるので一番スマートなのです。
もちろん、度を越えたいわれのない誹謗中傷に対しては全身全霊をもって闘わないといけませんが、ちょっとした嫌味や皮肉くらいなら我慢して謝ることが大事。
相手に余計な攻撃ポイントや責める理由を与えませんから。
クールに、淡々と仕事を進めていきましょう。
そんなあなたの姿を必ず誰かが見ているはずですから。
【承認欲求は敵!?】職場の部下が拗ねてしまう原因とその対策方法
「最近部下が素直に言うことを聞いてくれない。。。」
「部下がすっかり拗ねてしまって困っちゃったなあ。。。」
今回はそんな風に悩んでいる方に向けて
- 部下が拗ねる原因
- 拗ねた部下への対策方法
について記事を書きます。
結論から言うと、部下が拗ねてしまうのは、
- 部下自身の問題
- あなたの接し方の問題
この2つがありますので、きちんと見極めて対処する必要があります。
では、詳しく解説をしていきますね!
部下が拗ねる原因
①:部下自身に問題がある場合
これまでの外資系企業でのキャリアを振り返った時、部下自身に問題があって拗ねる場合は以下の原因がありました。
- 自己肯定感が低い
- 受け止め方がネガティブ
- 発言の意図を深読みしすぎる
- そもそも上司のことが人間的に嫌い
いわゆる、若干メンヘラっぽい思考や感情のクセを持った人ですね。
このような場合はかなり困難。
なぜなら、他人の考え方や思考のクセは変えられないからです。(変えられることもありますが、相当な時間と根気が必要です。。。)
自己肯定感の低い部下の特徴
自己評価が著しく低く、自信がない傾向にあります。
言うことを聞いてくれやすい反面、物事を最後までやる力が弱いので常にしっかりとフォローアップする必要があるので注意が必要ですね。
受け止め方がネガティブ
ちょっとした言葉尻も意図としないネガティブな意味でとらえてしまう傾向があります。
すぐに自分が攻撃されたと思ってしまうんですよね。
なので、何かを指摘したり、お願いをするときの言い方には注意が必要です。
発言の意図を深読みする部下の特徴
疑り深い性格のせいで、常に裏にある意図を読もうとします。
過去に裏切られた経験があったり、社内政治でひどい目にあった可能性があります。
常に正直、かつストレートな言い方でコミュニケーションを取った方がうまくいきますね。
そもそも上司のことが嫌いな部下の特徴
特に明確な理由はないけれど
「なんだかこの人、自分には合わないなあ」
とか
「この人、理由はないけど気に食わない」
と思ってしまった部下です。
そもそも万人に好かれることは不可能ですので、変に気をつかって迎合しない方がいいです。
淡々と、共に仕事をしていきましょう。
※解決するために必要なアクションは?
人間的な信頼関係を構築することです。
仕事だけのドライな付き合いというよりは、相手の人間性仕事ぶり、全てを一旦信頼して受け止める覚悟が必要です。
そもそも、いい歳した大人が会社の中で「拗ねる」という”痛いアクション”を取ってしまうということは、本人の中に
「わかってほしい!」
「認めてほしい!!」
という甘えにも似た承認欲求があるからです。
その背景には認められなかった過去がある可能性や信頼していた人に裏切られた経験がある可能性が高いです。
なので、まずは人間的な信頼関係を構築することが先です。
仕事として割り切ったドライな関係も悪くありませんが、こうした承認欲求が強い人の場合は常に人を見ています。
「この人は信頼できるかな?」
「裏切らない人かな?」
という警戒心を持っているので、まずはそこをとっぱらってあげることが最重要課題かと。
上司の立場からすれば面倒かもしれませんが、それも立派なマネジメントですからね!
②:あなた自身に問題がある場合
次に、あなた自身に問題があって部下が拗ねてしまう場合です。
- 部下の話を聞かない
- 特定の部下にえこひいきをする
- 部下に対して無茶な要求をする
- 部下の尊厳を傷つけるような発言をする
いわゆる「こんな上司だったら嫌だなあ。。。」というのをかき集めたリストになりました笑
あなたは一つでも当てはまっていませんか?
普段の何気ない行動が部下の心を傷つけ、それが原因で拗ねてしまう場合があるので気を付けましょう。
上司って、どんな些細なこともいつも見られているんです。
神経質になる必要はありませんが、「他人から見られている自分」を俯瞰してみることが大事ですね。
※解決するために必要なアクションは?
上司=偉い、という考えが根本にありませんか?
もしそうだとしたら、役職はあくまでも社内の役割分担であり、人間的な上下関係ではない、と考えをを改めた方がいいです。
上司は偉いからこうあるべき、部下はこう接すべき!
みたいな考えがあるから、知らず知らずのうちに高圧的になってしまったり、相手に対してプレッシャーを与えてしまいます。
でもその原因はすごくシンプル。
結局、あなた自身も「上司として認められたい」という承認欲求があるからです。
あるべき理想の姿があって、でも、現実との間にギャップが存在する。
だから必死になって「追い求める理想の上司像」になろうと頑張ってしまう。
その結果、気づかないうちに部下の心をないがしろにしてしまい、信頼関係を損ねてしまうのが今の現状ではないでしょうか。
もっと肩の力を抜いて、部下を使うという発想ではなく、自分が縁の下から部下を支えるという謙虚な気持ちになるといいですよ。
上司の自分はあくまでも黒子。
そういう考えこそが真のリーダーでだと僕は思います。
つまらない承認欲求をこじらせて部下を拗ねさせてしまっていては、いつまで経っても優れたビジネスパーソンになれるはずがありません。
まとめ
今回の記事では職場の部下が拗ねてしまう原因とその対策方法について書いてみました。
上司と部下、お互いの強い承認欲求が人間関係をこじらせてしまい、目に見える現象として「拗ねる」という態度が生まれるのだと思います。
職場の人間関係やマネジメントはとても奥が深く、生々しくもあり、泥臭くもあります。
世界のビジネスパーソンが今も頭を抱える永遠の課題です。
そこにしっかりと向き合うことで、あなたのビジネススキルもググッとアップすると思います。
頑張っていきましょう!
仕事ばかりの人生は楽しい?つまらない?後悔しないための生き方の秘訣
仕事で忙しい毎日を過ごしていると、充実して楽しい反面、
「人生このままでいいのだろうか?」
「後で後悔しないだろうか?」
そんな風に、ふと思う瞬間があると思います。
「人生は想像しているよりも短い」とよく言われていますが、実際はそんなことはなく、想像しているよりも長いものだと思います。
仕事だけではなく、より充実した人生を送るためにはどんな風に生きていけばいいのか?
これまで外資系企業でハードに働いてきた僕なりの答えを書いてみたいと思います。
結論:人生を充実させるのは「人間関係」です
充実した人生を送るために必要なのは
人間関係
です。
たくさんの人と、良好で思いやりのあるつながりを持つ。
これがめちゃくちゃ重要です。
です。
例えば、
- あなたを大切にしてくれる人
- 見返りを期待することなく親切にしてくれる人
- 厳しいことでもあえて直接顔を見て言ってくれる人
こういう人、一人くらいあなたの周りにもいませんか?
そのような人を大切にし、関係を続けていく。
これが人生を充実させるために必要なものです。
誰か思い当たる人、一人でもいますか?
世の中には自分を楽しませてくれる様々なコンテンツがあります。
例えば、ブランド品、高級車、高いレストラン(一人30,000円以上する寿司屋とか)など、ハードに働く人にとってはモチベーションを上げてくれる重要なコンテンツですよね。
でも、それらはあくまでもお金と交換することで初めて「消費」できるもの。
その瞬間、瞬間は楽しめても、それはずっと続きませんし、お金が無ければ絶対に体験できることはありません。
あなたが本当に困った状況に陥った時、辛くて死にそうになった時、人生に全く希望が持てない時、周りから救いようもないゴミカスのような扱いをされた時、あれほど煌びやかだったそれらのコンテンツが全く持って価値を持たないことに気づくでしょう。
あなたに本当に必要なのは、
- 辛い時に話を聞いてくれる人
- 社会的価値がたとえゼロの自分を信用してくれる人
- 周りの人間が全員敵になったとしても味方になってくれる人
こういう人が一人でも頭の中に思い浮かぶこと。
そういう人生を送ることなのです。
誰か思い当たる人、一人でもいますか?
行動することで信頼を積み上げていく
そういう大切な人との人間関係を創るためには、日ごろの自分の行いが大切になります。
他人から信頼してもらうためには、他人から見て信頼に足る人間であることを行動で証明していかなければいけません。
- 約束は守る
- 言われたことはきちんとやる
- 他人を思いやることができる
- 時間の締め切りはきちんと守る
- 社会的常識を踏まえた行動ができる
これらはあくまでも一例ですが、こういうことができてこその信頼関係です。
まずは自分が行動する。
そうすれば相手も信頼してくれるはずです。
人間関係を壊さないための秘訣とは?
せっかく積み上げた信頼関係。
それを壊さないための秘訣をご紹介します。
日ごろから気を付けるに越したことはありません...。
秘訣①:感情的にならない
人間ですからどうしても気分の浮き沈みがあります。
機嫌が悪かったり、気乗りがしないときは、つい感情的になってしまいそうになることがあります。
そんなときもグッと我慢。
どんな時もキレない人は信頼関係を維持できる素敵な人です。
秘訣②:どんな小さな嘘もつかない
大小にかかわらず嘘は厳禁です。
当たり前の話ですが、小さな嘘が反射的につい口から出てしまう人もいるかもしれません。
小さくても嘘は嘘。
一度嘘をつかれた人を信用できますか?
気を付けましょう。
秘訣③:人の悪口は言わない
誰かの悪口を言ってるときは気持ちいいもんです。
でも、必ずと言っていいほど、その悪口は本人の耳に入ります。
悪口を言われた方からすると、
「なんで直接言ってくれないんだろう?」
と不信感が増すばかりですし、それが事実であろうが嘘であろうが、わざわざ周囲に言わないでほしいと思うはずです。
そんな”よくない影響を周囲に及ぼす迷惑な人”が他人から信頼されようなんて、かなり厚かましいですよね。
悪口は絶対ダメです、ほんとに。
人生において人間関係が重要だと思った僕の体験談
そもそも、充実した人生を送るために、なぜ人間関係が重要になるのか?
きっかけになった自分自身の体験を書いてみたいと思います。
もしご興味があれば読んでくださいね!
自分で壊した人間関係
僕が20代のころはがむしゃらに働いていて、プライベートなんてほぼありませんでした。
来る日も来る日も仕事、仕事の毎日。
それが苦痛というよりも「当たり前」という感覚でしたので、辛いとかしんどいと思ったことはありません。
むしろ、カッコいい、クール、そういった感情に近い肯定感を持っていたように思います。
ただ、そうした働き方には弊害があって、いつの間にか
仕事をして稼いでいる自分=自分自身の人間的価値
という価値観にどっぷりとつかっていました。
仕事は一生懸命やって当たり前、残業する奴はえらいと思う反面、仕事がデキない奴はバカ、ダサい、生きてる価値がない、そんな極端な思考になることも。
そして、
どういう会社に勤務していて、年収はいくらもらっているのか?
人と接する時はそこばかりに関心がいき、心の中で勝った、負けたを繰り返す日々。
なんていうか、心の中で常に誰かとマウンティングしまくっていたんですよね。
今思うとすっごい嫌な奴です笑
そのおかげで昔からの友人は
「あいつ、なんなの!?」
という反応。
仲良かった人たちがどんどん離れていきました。
それでも自分は考え方を変えることができず、マウンティングをとるのをやめることはできませんでした。
気づけばいつの間にかとても孤独な状況に。
仕事をしている時以外は何の趣味もなく空っぽの自分。
大切だった友達も去って行き、孤独。
自慢できるのは会社の名刺、そして、そこで仕事をしているというステータスだけ。
今思えば、すごくダサくて寂しい奴そのものでしたね。
自分が間違っていることに気づいた
なんでそんなダサい自分だったのかというと、結局は自分に自信がなかったんだと思います。
だから、自分の価値を会社の看板で必死で盛ろうとしていましたし、誇れるものがないから「給料の金額」というわかりやすい物差しで自分の心のよりどころにしていたんですよね。
それに気づいてからは心を入れ替え、離れていった友人にもこれまでの自分の無礼な態度を素直に謝りました。
おかげでまた友人関係を再開することができ、自分も人間関係の大切さを学ぶことができました。
長い人生、その瞬間瞬間で仕事は変わるし、給料も変わります。
でも、人間関係はずっと続きます。
大切な人、あなたを思ってくれる人は身近過ぎて、もしかすると気づかないうちに粗末な扱いになっていることはありませんか?
もし、心の中で「ギクッ!」としたのなら、今すぐこの瞬間から悔い改め、きちんと行動で示していきましょう。
まとめ
とりとめのない記事になりましたが、ここまで読んでくれてありがとうざいます。
仕事ばかりにフォーカスしていると、気づかないうちに人間関係がおろそかになってしまうことがあります。
「おれは友人なんていなくても大丈夫!」
「自分の力で生きていけるし、そんなの必要ない!」
と強がる人もいるかもしれませんが、後で振り返った時にかなりの確率で後悔します。
「もっと人を大切にしておけばよかった。。。」
「あの時、なんで優しい言葉をかけれなかったんだろう。。。」
その時とった何気ない行動の一つ一つが、心の奥底に刺さる楔としてこれからも残っていくかもしれません。
そうならないよう、普段から周りの人に対して感謝し、驕らず、謙虚に接するようにしましょう。
きっと豊かで充実した人生を歩むことができると思いますよ。
【転職活動】小さな外資系企業と大きな外資系企業のメリット・デメリットとは?
「外資系企業に転職するなら大きい会社にすべき?それとも小さな会社?」
そんな風に迷っている方のために記事を書きました。
結論から言うと、
大きい会社、小さい会社、両方ともにメリット・デメリットがあります。
なので、まずはそこを見極めたうえで選ぶようにした方が後悔せずにすみます。
僕は社員数10~20名の比較的小さな外資系企業に勤務してから、世界で何万人もの従業員を抱えているグローバル企業に転職しました。
その経験から、小さな外資系企業、大きな外資系企業、両方のメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。
小さな外資系企業について
ここでは社員数10~20名規模の会社を「小さな外資系企業」と定義したいと思います!
小さな外資系企業に勤務するメリット
- 社員数が少ないので一体感がある
- 組織が整っていないので色んな仕事を経験できる
- 後で会社が大きくなった時に古参として存在感が大きくなる
小さな外資系企業だとこのようなメリットがあります。
社員数が少なく、組織としてもまだまだ未熟。
でも、完成されていないってことは自分で色々できる余地があるっていうことですからね!
そこに大きな可能性(チャンス)があるかもしれません。
僕が勤務した外資系企業なんてまさにそれで、たまたま組織が小さいうちに入社したのですが、その後会社が急激にビジネス拡大!
色んな人を採用しまくって組織も大きくなりましたが、昔からいる僕は勝手にベテランに。
転職でやってきた年上&エリートの方たちに業務を教えたりしているうちに、いつのまにか評価もうなぎのぼり。
結果として、良いポジションに就くことができました。
時代の波にのれてラッキーといえばラッキーですね笑
でも、自分みたいなどこにでもいるような平凡な人間だと、正直ゴールドマンやドイチェみたいなすでに完成されたエリート組織への入社するよりも、こっちの方が可能性がありました。
自分のことを平凡なビジネスパーソンだと思っている人は、キャリアアップ戦略の一つとして「これから伸びそうな外資系企業に入社する」のもアリですよ!?
小さな外資系企業に勤務するデメリット
- 属人的でマニュアルの整備が全くされていない
- 外資系企業の割には福利厚生がよくない場合も
- 採算がとれなければ日本を撤退(=全員リストラ)する場合も
このようなデメリットがあります。
どれもこれも「小規模な会社だからこそあり得ること」なので、大体予想できる内容ですが...。
外資系企業で悠々自適にまったりライフ~みたいなのを期待していると、少し違うかもしれません。
あと、それなりに高い役職に高年収で転職する、もしくはヘッドハンティングされた場合、小さな組織であればあるほど求められる結果はかなりシビアなので要注意。
特に日本支社立ち上げメンバーなどの場合、海外の上司からの期待が大きい分、ゴリッゴリに詰められたりする可能性がありますので、かな~りタフな人でなければ厳しいかもしれません。
もちろん、そこで結果を出すことができれば大きなキャリアアップにもなりますし、優秀な人材としてさらなる飛躍ができるはずです。
大きな外資系企業について
ここでは全世界の社員数が1万越えの規模の会社を「大きな外資系企業」と定義したいと思います!
大きな外資系企業に勤務するメリット
- 福利厚生がしっかりしている
- それなりにマニュアルが整備されている
- 最新のツールやソフトウェアを使うことができる
やはり世界に拠点を持つグローバル企業はレベルが違います。
小さな会社と比較すると、ドラマで出てくるような「ちゃんとした会社」っていう感じです。
オフィスのロケーションも申し分ありませんし、家族や友人に名刺を出すときには「ドヤッ!!」とできる瞬間もあります。(すぐに飽きますが。。。)
福利厚生は充実していますし、マニュアルや社内のツールの整備状況は小さな会社と比べものになりません。
僕も大きな外資系企業に転職できた時は、
「よっしゃ!これで勝ち組っ!!」
と、うれしさのあまりオフィスでガッツポーズをとりましたからね笑(あの頃は若かったです。)
「会社の看板=その人の人間的な価値」ではありませんが、憧れの企業で働くことができる充足感というか達成感は最高です。
長いビジネスパーソンとしてのキャリアの中で、こうした大きな外資系企業で働く経験はとても大事だと個人的には思います。
大きな外資系企業に勤務するデメリット
- 上司や同僚と人間的ななつながりが持ちにくい
- 担当できる仕事が細分化されていて組織の歯車感が半端ない
- 組織や仕事が完成されていて新しいことをする余地がない
大きな外資系企業には大きな外資系企業ならではのデメリットがあります。
組織がデカすぎて、全てが整っています。
あれはこれ、それはそこ。
キチッ、キチッと全ての配置が決まっているというか、もう完成されているというか。
自分なりの考えややりたいことが介在する余地がオフィスのどこにもない感じですね。
なので、日々の仕事の中で
「これって別に自分じゃなくてもいいよね!?」
と思わされるような場面が多々あるかもしれません。
それはそれで悪いことではありませんし、そういうカチッと固まった組織の方が仕事がしやすい人もいるはずです。
逆に、自らいろんなゼロイチをクリエイティブに生み出したい人にとっては苦痛でしかない組織でしょう。
まとめ
今回の記事では小さな外資系企業と大きな外資系企業のメリット・デメリットについてそれぞれまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。
これから外資系企業に転職をされる方は、どっちの方が自分に合っているのか、じっくりと考えて転職活動を進めていきましょうね!
【転職前に要チェック】外資系企業(金融業界)あるあるについてまとめました
今回の記事では、これまでの体験をベースに
外資系あるある
についてゆる〜く書いて見たいと思います。
経験者の方にとっては、
「わかる〜!」
「まさにっ!!」
と思ってもらえるかもしれません。
これから外資系企業に転職して見たいと思う方は要チェックです!
外資系企業(金融業界)あるある
1:日本語で話すときに英語が混じってしまう
「それってコンファームした?」
「ミーティングミニッツ、サマライズお願い!」
ありがちですが、日本語で会話するときも英語が混じってしまうようになります。
これはもう外資系企業で働いていたら仕方ないですね。
どうしてもそうなってきてしまいます。
ルー大柴っぽい人がいたら、それは外資系で働いている可能性が高いかも!?
2:外国人の名前に「-san(さん)」をつける
メールやチャット、日常会話で外国人相手に「さんづけ」で呼ぶ癖がつきます。
一応、感覚としては丁寧に相手の名前を呼んでいるイメージ。
ほら、英語って日本語で言う「呼び捨て」になってしまうので、日系企業が長い人だ上司相手に名前を呼び捨てにするのに抵抗がある人も一定数いるみたいで。
そういう人にとって「さんづけ」は結構使えるテクニックなんです。
外国人の上司や同僚も「Oh, ~san, how are you?」っていう感じで結構ノリノリで「さんづけ」してくれるので、
「意外とかわいいな笑」
って思うことも。
3:とにかくなんでもメールでやりとり
今の時代、スラックやセールスフォースがあるとは言っても、外資系企業の中の基本的なコミュニケーションはメールです。(金融業界だけかもしれませんが)
CCで入ってくるメールの数を入れると、ゆうに200通は超えるメールが1日でメールボックスの中に飛んできます。
メールをあまり使わない職種の人が転職してくるとかなりビックリするかもしれませんし、
「このご時世、今だにメールだなんて。。。。」
と、少し残念な気持ちになるかもしれませんが、今だにメールは外資系企業の中でも使われているメインコミュニケーションツールです。
何かを依頼する、されるときは基本的にメールで証拠を残すようにする文化があるせいかもしれませんね。
4:上司の命令は絶対です
このブログでも何度か記事にしていますね。
外資系企業では上司の命令は絶対です。
逆らったり、拒否反応を見せると、高確率で干されると思っておいた方がいいです。
外資系企業って聞くと、つい「なんでも言い合えるフラットで風通しがいい組織」と言うイメージを持ってしまう人も多いと思いますが、実際は逆。
中にはそんな組織もあるかもしれませんが、基本的にはガッチガチの縦社会。
体育会系の感覚だとやりやすいと思っておいた方がいいですね。
5:基本的に入社後のトレーニングはない
即戦力となる人材を求めるのが外資系企業。
入社して即仕事開始、結果が求められます。(例外もありますが)
丁寧な研修...をイメージしていると面食らうかも。
マニュアル?
用意している会社もありますが、担当者の退職によって更新されておらず、共有フォルダの奥底で眠っている場合がほとんどかもしれません。
6:オフィスには日本人だらけ
外資系企業とはいっても、配属は東京「支店」ですからね。
オフィスにはローカルで採用された日本人が大半です。
映画にありがちな、同僚の外国人と朝からコーヒー片手にミーティングスペースで優雅にミーティング...なんてシチュエーションはありません。
社内の雰囲気は日系企業と変わらないかもしれませんね。
7:人間関係が何よりも大切
外資系企業で仕事を円滑に進めるためには人間関係が何よりも大切です。
職能ごとに部門がハッキリと分かれている組織ですから、社内で敵は作らないにこしたことはありません。
一度「敵」と判断されたら攻撃されることもありますので、まずは
「僕は敵じゃないよ!あなたの味方だよ♩」
と思ってもらうところから始めたほうがいいでしょう。
入社後にやるべきことといったら、まずは人間関係を観察し、キーマンに取り入るところからスタート。
間違っても、よくあるマニュアルや雑誌の通りに
「自分は組織改革するぞ!」
「前職の経験を活かしてガンガンやるぞ!」
みたいなことはやめておきましょう。
前任者の否定がベースの新しい風は排除されてしまうのが組織の常です。
まとめ
以上、外資系企業あるあるです。
いろ〜んなルールが存在する外資系企業。
ぜひ転職前に知っておいてくださいね。