仕事ばかりの人生は楽しい?つまらない?後悔しないための生き方の秘訣
仕事で忙しい毎日を過ごしていると、充実して楽しい反面、
「人生このままでいいのだろうか?」
「後で後悔しないだろうか?」
そんな風に、ふと思う瞬間があると思います。
「人生は想像しているよりも短い」とよく言われていますが、実際はそんなことはなく、想像しているよりも長いものだと思います。
仕事だけではなく、より充実した人生を送るためにはどんな風に生きていけばいいのか?
これまで外資系企業でハードに働いてきた僕なりの答えを書いてみたいと思います。
結論:人生を充実させるのは「人間関係」です
充実した人生を送るために必要なのは
人間関係
です。
たくさんの人と、良好で思いやりのあるつながりを持つ。
これがめちゃくちゃ重要です。
です。
例えば、
- あなたを大切にしてくれる人
- 見返りを期待することなく親切にしてくれる人
- 厳しいことでもあえて直接顔を見て言ってくれる人
こういう人、一人くらいあなたの周りにもいませんか?
そのような人を大切にし、関係を続けていく。
これが人生を充実させるために必要なものです。
誰か思い当たる人、一人でもいますか?
世の中には自分を楽しませてくれる様々なコンテンツがあります。
例えば、ブランド品、高級車、高いレストラン(一人30,000円以上する寿司屋とか)など、ハードに働く人にとってはモチベーションを上げてくれる重要なコンテンツですよね。
でも、それらはあくまでもお金と交換することで初めて「消費」できるもの。
その瞬間、瞬間は楽しめても、それはずっと続きませんし、お金が無ければ絶対に体験できることはありません。
あなたが本当に困った状況に陥った時、辛くて死にそうになった時、人生に全く希望が持てない時、周りから救いようもないゴミカスのような扱いをされた時、あれほど煌びやかだったそれらのコンテンツが全く持って価値を持たないことに気づくでしょう。
あなたに本当に必要なのは、
- 辛い時に話を聞いてくれる人
- 社会的価値がたとえゼロの自分を信用してくれる人
- 周りの人間が全員敵になったとしても味方になってくれる人
こういう人が一人でも頭の中に思い浮かぶこと。
そういう人生を送ることなのです。
誰か思い当たる人、一人でもいますか?
行動することで信頼を積み上げていく
そういう大切な人との人間関係を創るためには、日ごろの自分の行いが大切になります。
他人から信頼してもらうためには、他人から見て信頼に足る人間であることを行動で証明していかなければいけません。
- 約束は守る
- 言われたことはきちんとやる
- 他人を思いやることができる
- 時間の締め切りはきちんと守る
- 社会的常識を踏まえた行動ができる
これらはあくまでも一例ですが、こういうことができてこその信頼関係です。
まずは自分が行動する。
そうすれば相手も信頼してくれるはずです。
人間関係を壊さないための秘訣とは?
せっかく積み上げた信頼関係。
それを壊さないための秘訣をご紹介します。
日ごろから気を付けるに越したことはありません...。
秘訣①:感情的にならない
人間ですからどうしても気分の浮き沈みがあります。
機嫌が悪かったり、気乗りがしないときは、つい感情的になってしまいそうになることがあります。
そんなときもグッと我慢。
どんな時もキレない人は信頼関係を維持できる素敵な人です。
秘訣②:どんな小さな嘘もつかない
大小にかかわらず嘘は厳禁です。
当たり前の話ですが、小さな嘘が反射的につい口から出てしまう人もいるかもしれません。
小さくても嘘は嘘。
一度嘘をつかれた人を信用できますか?
気を付けましょう。
秘訣③:人の悪口は言わない
誰かの悪口を言ってるときは気持ちいいもんです。
でも、必ずと言っていいほど、その悪口は本人の耳に入ります。
悪口を言われた方からすると、
「なんで直接言ってくれないんだろう?」
と不信感が増すばかりですし、それが事実であろうが嘘であろうが、わざわざ周囲に言わないでほしいと思うはずです。
そんな”よくない影響を周囲に及ぼす迷惑な人”が他人から信頼されようなんて、かなり厚かましいですよね。
悪口は絶対ダメです、ほんとに。
人生において人間関係が重要だと思った僕の体験談
そもそも、充実した人生を送るために、なぜ人間関係が重要になるのか?
きっかけになった自分自身の体験を書いてみたいと思います。
もしご興味があれば読んでくださいね!
自分で壊した人間関係
僕が20代のころはがむしゃらに働いていて、プライベートなんてほぼありませんでした。
来る日も来る日も仕事、仕事の毎日。
それが苦痛というよりも「当たり前」という感覚でしたので、辛いとかしんどいと思ったことはありません。
むしろ、カッコいい、クール、そういった感情に近い肯定感を持っていたように思います。
ただ、そうした働き方には弊害があって、いつの間にか
仕事をして稼いでいる自分=自分自身の人間的価値
という価値観にどっぷりとつかっていました。
仕事は一生懸命やって当たり前、残業する奴はえらいと思う反面、仕事がデキない奴はバカ、ダサい、生きてる価値がない、そんな極端な思考になることも。
そして、
どういう会社に勤務していて、年収はいくらもらっているのか?
人と接する時はそこばかりに関心がいき、心の中で勝った、負けたを繰り返す日々。
なんていうか、心の中で常に誰かとマウンティングしまくっていたんですよね。
今思うとすっごい嫌な奴です笑
そのおかげで昔からの友人は
「あいつ、なんなの!?」
という反応。
仲良かった人たちがどんどん離れていきました。
それでも自分は考え方を変えることができず、マウンティングをとるのをやめることはできませんでした。
気づけばいつの間にかとても孤独な状況に。
仕事をしている時以外は何の趣味もなく空っぽの自分。
大切だった友達も去って行き、孤独。
自慢できるのは会社の名刺、そして、そこで仕事をしているというステータスだけ。
今思えば、すごくダサくて寂しい奴そのものでしたね。
自分が間違っていることに気づいた
なんでそんなダサい自分だったのかというと、結局は自分に自信がなかったんだと思います。
だから、自分の価値を会社の看板で必死で盛ろうとしていましたし、誇れるものがないから「給料の金額」というわかりやすい物差しで自分の心のよりどころにしていたんですよね。
それに気づいてからは心を入れ替え、離れていった友人にもこれまでの自分の無礼な態度を素直に謝りました。
おかげでまた友人関係を再開することができ、自分も人間関係の大切さを学ぶことができました。
長い人生、その瞬間瞬間で仕事は変わるし、給料も変わります。
でも、人間関係はずっと続きます。
大切な人、あなたを思ってくれる人は身近過ぎて、もしかすると気づかないうちに粗末な扱いになっていることはありませんか?
もし、心の中で「ギクッ!」としたのなら、今すぐこの瞬間から悔い改め、きちんと行動で示していきましょう。
まとめ
とりとめのない記事になりましたが、ここまで読んでくれてありがとうざいます。
仕事ばかりにフォーカスしていると、気づかないうちに人間関係がおろそかになってしまうことがあります。
「おれは友人なんていなくても大丈夫!」
「自分の力で生きていけるし、そんなの必要ない!」
と強がる人もいるかもしれませんが、後で振り返った時にかなりの確率で後悔します。
「もっと人を大切にしておけばよかった。。。」
「あの時、なんで優しい言葉をかけれなかったんだろう。。。」
その時とった何気ない行動の一つ一つが、心の奥底に刺さる楔としてこれからも残っていくかもしれません。
そうならないよう、普段から周りの人に対して感謝し、驕らず、謙虚に接するようにしましょう。
きっと豊かで充実した人生を歩むことができると思いますよ。