俺でも外資系!?

外資系企業で働いていたキャリアを持つ意識低い系男子が、外資系企業の転職活動について色々情報発信するブログです

【転職活動】小さな外資系企業と大きな外資系企業のメリット・デメリットとは?

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外資系企業に転職するなら大きい会社にすべき?それとも小さな会社?」

そんな風に迷っている方のために記事を書きました。

結論から言うと、

大きい会社、小さい会社、両方ともにメリット・デメリットがあります。

なので、まずはそこを見極めたうえで選ぶようにした方が後悔せずにすみます。

僕は社員数10~20名の比較的小さな外資系企業に勤務してから、世界で何万人もの従業員を抱えているグローバル企業に転職しました。

その経験から、小さな外資系企業、大きな外資系企業、両方のメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。

 

小さな外資系企業について

ここでは社員数10~20名規模の会社を「小さな外資系企業」と定義したいと思います!

 

小さな外資系企業に勤務するメリット

  • 社員数が少ないので一体感がある
  • 組織が整っていないので色んな仕事を経験できる
  • 後で会社が大きくなった時に古参として存在感が大きくなる

小さな外資系企業だとこのようなメリットがあります。

社員数が少なく、組織としてもまだまだ未熟。

でも、完成されていないってことは自分で色々できる余地があるっていうことですからね!

そこに大きな可能性(チャンス)があるかもしれません。

僕が勤務した外資系企業なんてまさにそれで、たまたま組織が小さいうちに入社したのですが、その後会社が急激にビジネス拡大!

色んな人を採用しまくって組織も大きくなりましたが、昔からいる僕は勝手にベテランに。

転職でやってきた年上&エリートの方たちに業務を教えたりしているうちに、いつのまにか評価もうなぎのぼり。

結果として、良いポジションに就くことができました。

時代の波にのれてラッキーといえばラッキーですね笑

でも、自分みたいなどこにでもいるような平凡な人間だと、正直ゴールドマンやドイチェみたいなすでに完成されたエリート組織への入社するよりも、こっちの方が可能性がありました。

自分のことを平凡なビジネスパーソンだと思っている人は、キャリアアップ戦略の一つとして「これから伸びそうな外資系企業に入社する」のもアリですよ!?

 

小さな外資系企業に勤務するデメリット

  • 属人的でマニュアルの整備が全くされていない
  • 外資系企業の割には福利厚生がよくない場合も
  • 採算がとれなければ日本を撤退(=全員リストラ)する場合も

このようなデメリットがあります。

どれもこれも「小規模な会社だからこそあり得ること」なので、大体予想できる内容ですが...。

外資系企業で悠々自適にまったりライフ~みたいなのを期待していると、少し違うかもしれません。

あと、それなりに高い役職に高年収で転職する、もしくはヘッドハンティングされた場合、小さな組織であればあるほど求められる結果はかなりシビアなので要注意。

特に日本支社立ち上げメンバーなどの場合、海外の上司からの期待が大きい分、ゴリッゴリに詰められたりする可能性がありますので、かな~りタフな人でなければ厳しいかもしれません。

もちろん、そこで結果を出すことができれば大きなキャリアアップにもなりますし、優秀な人材としてさらなる飛躍ができるはずです。

 

大きな外資系企業について

ここでは全世界の社員数が1万越えの規模の会社を「大きな外資系企業」と定義したいと思います!

 

大きな外資系企業に勤務するメリット

  • 福利厚生がしっかりしている
  • それなりにマニュアルが整備されている
  • 最新のツールやソフトウェアを使うことができる

やはり世界に拠点を持つグローバル企業はレベルが違います。

小さな会社と比較すると、ドラマで出てくるような「ちゃんとした会社」っていう感じです。

オフィスのロケーションも申し分ありませんし、家族や友人に名刺を出すときには「ドヤッ!!」とできる瞬間もあります。(すぐに飽きますが。。。)

福利厚生は充実していますし、マニュアルや社内のツールの整備状況は小さな会社と比べものになりません。

僕も大きな外資系企業に転職できた時は、

「よっしゃ!これで勝ち組っ!!」

と、うれしさのあまりオフィスでガッツポーズをとりましたからね笑(あの頃は若かったです。)

「会社の看板=その人の人間的な価値」ではありませんが、憧れの企業で働くことができる充足感というか達成感は最高です。

長いビジネスパーソンとしてのキャリアの中で、こうした大きな外資系企業で働く経験はとても大事だと個人的には思います。

 

大きな外資系企業に勤務するデメリット

  • 上司や同僚と人間的ななつながりが持ちにくい
  • 担当できる仕事が細分化されていて組織の歯車感が半端ない
  • 組織や仕事が完成されていて新しいことをする余地がない

大きな外資系企業には大きな外資系企業ならではのデメリットがあります。

組織がデカすぎて、全てが整っています。

あれはこれ、それはそこ。

キチッ、キチッと全ての配置が決まっているというか、もう完成されているというか。

自分なりの考えややりたいことが介在する余地がオフィスのどこにもない感じですね。

なので、日々の仕事の中で

「これって別に自分じゃなくてもいいよね!?」

と思わされるような場面が多々あるかもしれません。

それはそれで悪いことではありませんし、そういうカチッと固まった組織の方が仕事がしやすい人もいるはずです。

逆に、自らいろんなゼロイチをクリエイティブに生み出したい人にとっては苦痛でしかない組織でしょう。

 

まとめ

今回の記事では小さな外資系企業と大きな外資系企業のメリット・デメリットについてそれぞれまとめてみました。

いかがでしたでしょうか。

これから外資系企業に転職をされる方は、どっちの方が自分に合っているのか、じっくりと考えて転職活動を進めていきましょうね!