外資系企業は激務なの?その理由と対策方法とは?
外資系企業は激務なのか?
この記事ではそんな疑問に答えたいと思います。
結論から言うと、
勤務する業界、部門、役職、直属の上司の方針による
というのが回答になります。
僕が経験した金融業界の場合はかなりハードです。
投資銀行は個人的には未経験ですが、こちらも相当ハードなので就職・転職するのであれば相当な覚悟が必要かと思います。
とはいえ、激務度は会社によってマチマチですし、個人の感じ方によって大きく左右されるもの。
「この業界は激務ですか?」
「この会社に興味があるけど、激務かどうか気になる。。」
,そんな疑問については、業界のプロである転職エージェントを通じて情報収集すると確実です。
【体験談】外資系企業が激務になってしまう理由
外資系企業=激務である、という前提で解説をしたいと思います。
まず、激務になってしまう理由としては
- 人的リソースが限られる
- 時差が存在する
- 仕事が属人的である
これらが挙げられます。
激務になる理由①:人的リソースが限られる
大きな外資系企業となると、それぞれの支店や部署に予算が割り当てられます。
「お前の部署、これだけの予算でなんとか頑張ってね!」
っていう感じですね。
ぶっちゃけ、常にギリギリの予算の中でやりくりすることになるので、部内にいる人の数もギリギリになります。
そのため、ちょっとした不測の事態が起こると、途端に人の数が足りない状況に陥ることが多々あります。
お客さんが増えて忙しい、そんな前向きな状況で人の数が足りないのであれば全然激務と感じませんが、後ろ向きな人員削減から忙しい状況ですと結構精神的に辛いですね。
激務になる理由②:時差が存在する
電話やズームミーティングが突発的に入ることがあります。
本店がアメリカの場合、時差の都合上、日本時間の真夜中に会議が設定されることは珍しくありません。
当然、会議は強制参加。
次の日は通常通り出社も当たり前ですので、その分だけ睡眠時間も取られてしまうわけで...。
なお、世界の中に存在する支店の一つである東京の事情を考慮して、日本に都合のいい時間にミーティングが設定されることはほぼありません。
あくまでも本店の都合の時間、もしくは会議の中で一番偉い人が今いる場所のタイムゾーンが優先されます。
激務になる理由③:仕事が属人的である
日系企業と比較した際にですが、外資系企業は「組織」で働く、というよりも「個」で働く、といった色が強いです。
ぶっちゃけ、仕事は属人的で進みます。
「あの仕事はあの人に頼む」
「あのデータはあの人に頼まないと出てこない」
「ソフトウェアの権限設定はあの人にお願いしないといけない」
など、「あの人でなければできない」ことが多々ある環境です。
逆に言うと、自分が「あの人」になってしまった場合、タスク量が一気に増えます。
激務になってしまった場合の対策方法はあるのか?
では、激務になってしまった場合の対策方法について解説をしたいと思います。
激務の対策方法①:タスク量を減らす努力をする
自分のタスクを増やすのではなく、減らす方向に努力をしましょう。
多くの仕事を抱え込んで、
「俺、忙しいんだよね~w」
と悦になる働き方はグローバルでは通用しません。
- 自分の担当外の仕事は突っぱねる
- 他の部署の仕事に首を突っ込まない
- 部下に仕事を割り振る
これを徹底することが大事です。
細々とした日々のルーティンタスクに注力するよりも、よりコアな仕事(例:収益を生み出すプロジェクトなど)にできるだけ参加するようにしたいです。
そのためにも、常に自分は身軽にいるようにしましょう。
暇=悪ではなく、正義なのが外資系企業です。
激務の対策方法②:「すぐやる」を実践する
外資系企業で働きだすと、
「Please take care of this ASAP!!」
「Any updates?」
こんな風に、毎日目まぐるしく本店および直属の上司から仕事のメールが届くと思いますので、とにかく「すぐやる!」を実践することが大切です。
後でやる、落ち着いたらやる、置いておく、は絶対ダメ。
即レスが当たり前。
スピードを重視させ、とにかく前に前に進むことを意識するといいでしょう。
どうしても激務に耐えられない時は?
人間には限界があります。
激務に耐えられない時は転職を考えるのも前向きなキャリアの選択です。
企業風土や上司のやり方によっては、自分が想像していたよりもはるかに激務になってしまう可能性は十分にあります。
「あ、これはちょっときついな。。。」
と思い始めたら、早めに行動に移しておくことをオススメします。
会社よりも自分のことを大切にするようにしてくださいね!
まとめ
今回の記事では、外資系企業が激務になる理由と対策方法についてまとめてみました。
あなたのこれからの転職活動の参考になれば幸いです。