外資系企業に転職するなら肉体的にも精神的にもタフでなきゃいけない?
ども!
今はすっかり外資系金融業界を離れているんですが、
外資系企業に転職するならタフじゃなきゃ!
って今でも思いますね。
肉体的にも精神的にも強くないとやってけない職場環境。
特に外資系金融業界はガチ。
毎日当たり前のように12時間を超える労働時間も全く苦にせず、上司や別部門の同僚からのチクチクとした揚げ足取りのセリフも無視。
どんな障害もものともせず、
ずうずうしく、
大胆に。
そして
お客様には繊細に、社内では厚顔無恥に。
こういうバランス感覚を持っているタフなパーソンこそ外資系企業で生き残る素質がある人間です。
これから外資系企業に転職をするあなた!
とにかく肉体的にも精神的にもタフになりましょう。
これが本当に大事。
外資系企業で働く上においては、たしかに英語力も経歴も大切です。
でも、それはあくまでも履歴書と面接においての話。
そんなのは序章にしかすぎませんから。
本当に大切なのは、転職をした後の世界です。
外資系企業という”戦場”の中でしっかりと生き抜いていくためには肉体的にも精神的にもタフにならないといけません(´・ω・`)
肉体的にタフになる。
これは、以下のようなハードワークを乗り越えられる体力を持つということです。
- 早朝(例:6時)からのミーティング
- 深夜(例:24時)からのミーティング
- 15時間を超える長時間労働
- 週末の上司からの呼び出し(ランチという名のミーティング)
- プライベートの時間でも要求されるメールチェックとチャットのチェック
これらはあくまでも一例ですけど、外資系企業で働くキャリアを長年続けていくと、このうちのどれかは必ず一度は経験するはずです。
正直、いざ自分の身に起こってみるとかなりしんどいです。
でも、それこそが外資系企業で働くことの証。
面喰わず、平然とやり過ごすことができると、周りから
「あの人、デキる。。。(ゴクリ)」
という印象を与えることが出来る...カモ!?(´・ω・`)
あとは精神的なタフさ。
外資系企業って、想像以上に中身はドロドロしていますからね。
少し例を挙げると、
- 揚げ足取り
- 責任の押し付け合い
- 上司への告げ口
- 派閥同士の争い
- 部門間での軋轢
こんな感じ。
こういうのに耐えることができる人(もしくは慣れている人、楽しんで立ち向かえる人)は外資系企業でも十分やっていけるでしょう。
僕がいた外資系金融業界なんて足の引っ張り合いなんて日常茶飯事でしたから(´・ω・`)
「あいつが悪い」
「こいつは仕事ができない」
みたいなことをにおわせるメールが本国の偉いさんめがけてガンガン飛んでますw
そうやってみんな遠回しに誰かを悪者にすることによって自分を守るんですよね。
そうならないためにも、社内では揚げ足を取らさせない立ち回りが大事。
- メールはエビデンスとして残るので電話で話すようにする
- 重要なメールに返信する際は何度も読み返して誤解を招く表現になていないか確認する
- 他の部門から依頼された仕事は安請け合いしない
こういうことをこころがけるといいとおもいます。
まあ、仕事以外の場面でこうやって気をつかうのは面倒ですけど、これも社内で生き残るために大切なこと(´・ω・`)
郷に入っては郷に従えの精神で頑張りましょう。
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外資系企業の日本撤退の予兆とは?仕事を失う前にアクションを!
これから外資系企業に転職する人も、今外資系企業でバリバリ頑張っている人も、外資系企業の日本撤退には注意が必要です。
撤退してしまうと会社がなくあり、職を失うことになります。
今回は外資系企業の撤退の予兆についてまとめてみたいと思います。
(追記:2021年10月7日)
外資系企業の撤退の予兆
予兆①:採用活動が凍結する
新卒、中途採用がなくなります。
新しい人を入れないということは、これから日本でのビジネスは縮小傾向を考えているということ。
即撤退、ということはありませんが、相対的に日本のマーケットの優先順位が下がっていることが読み取れますので注意が必要です。
予兆②:人員が削減される
日本の支店に予算がつかなくなり、人員を削減することでコストカットします。
さきほどの「採用活動が凍結する」と同じで、日本のマーケットに対して魅力を感じていないことが読み取れます。
あまりにも多い人数が削減される場合は撤退も覚悟しないといけません。
予兆③:部門がなくなる
支店間の統合などで部門がなくなる場合もあります。
例えば、コストセンターのオペレーション部門を人件費が安いアジアに移すとなどの動きです。
撤退も視野に入れ始めている動きですね。
予兆④:オフィスが移転する
丸の内、大手町、神谷町、六本木など、都内の一等地と言われる場所から遠く離れた場所にオフィスが移転する場合、賃料の削減=コストカットが目的です。
グローバルな外資系企業はブランドイメージを大切にするため、いわゆる一流の場所にオフィスを構える傾向があります。
そこから移転する場合、撤退などのネガティブ理由が背景にあります。
外資系企業が撤退する理由
撤退の意思決定をする理由はシンプルで、
儲からないから
です。
ビジネスにならない国で資本を投下する意味はないと判断し、撤退の意思決定となります。
意思決定のスピードはかなり早いので、もしあなたが肌感覚で
「うちの会社、儲かってるの?大丈夫かな?」
と感じるような状況であれば、それはすでに幹部も認知している状況のはずです。
赤字を垂れ流す状況はすぐにでも止めるのが外資系企業。
なんらかの動きがあるかもしれませんので、それに備えた準備をしておくことに越したことはないでしょう。
外資系企業の撤退に備えて
撤退すると仕事を失います。
そこから転職活動をはじめても、新しい会社に入社するまで時間がかかります。
撤退の予兆が見え始めた時に転職活動を開始しておくことをオススメします。
転職エージェントを利用すると、あなたにマッチングする仕事を探してくれるのでぜひ活用するようにしましょう。
【オススメの転職エージェントを紹介しています】
参考記事:【ガチ厳選】外資系金融業界3社経験したから言えるオススメ転職エージェント - 俺でも外資系!?
まとめ
今回の記事では、外資系企業の撤退の予兆について書いてみました。
撤退してから慌てないためにも、今のうちから転職活動の準備をはじめておくといいでしょう。
ではまた更新します!
【外資系金融業界の体験談】外資系企業の人間関係ってドライなの?それともウェット?
ども!
意識低い系リーマンのマークです(´・ω・`)
外資系企業っていうと、
「人間関係ってドライですよね~?」
なんて先入観で色々言われることがあるんですけど、実は全然違います。
僕的には
めちゃウェット!
ホント、濡れまくってますからwww
何でそんな風に思うか。
それは、
上司の好き嫌いで評価されることが結構普通にあるから
なんですよ(´・ω・`)
マジで全然ドライじゃない。
ドロッドロの感情論で評価されるから、なんら日系企業と変わらずウェットですよ。
外資系金融では上司から好かれることが大事!
僕は外資系金融業界で働いていました。
上司から気に入られていると、それだけで色んな美味しい案件任されたりするし、グングン出世していきますよ。
仕事はできないけど上司の太鼓持ちは最強にうまい。
そういう人、外資系企業にはゴロゴロしますから。
もちろん、上司から好かれるためには上司からふられた仕事はキチンとこなすことは当たり前です。
とにかくどんな無茶ぶりにも「Yes, sir!!」からの深夜までハードワーク。
2時や3時に報告メールを出す、なんてことを平然とやってのける。
これが前提ですから。
でも、ここで大事なのは、上司からのプライベートのお願いや”付き合い”にも「Yes, yes!!」で付き合うこと。
これなんですよ(´・ω・`)
デキる外資系リーマンは上司の扱いもうまい
例えば、ある程度上司から信頼されてくると、
「来週〇〇に出張に行くんだけど、オススメのホテルがあればリストアップしてよ!」
とか
「週末は時間あるから美味い店に連れて行ってくれ!!」
とか、こんな風にプライベートの用事を頼んでくることがあります。
ここで、
「マジで俺はお前の母親か???てめーでやれよ。休日くらい8時間は寝させろや!!」
なんて言わず、「Yes, sir!!」と笑顔で答える。
これがデキる外資系サラリーマンね。
こういうのにしっかりと付き合うから徐々に信頼関係がうまれ、結果的に上司から好かれるんですよ。
「うんうん、こいつは使える奴だぜwww」
ってね(´・ω・`)
なんだか媚びてるみたいで嫌かもしれませんけど、これで結果的に仕事がうまくいく。
だから、何の問題もないんですよ。
ある意味、めちゃ戦略的。
外資系リーマンたるもの、上司の扱いもうまくないといけないんですよね(´・ω・`)
まとめ
結局、外資系も日系も同じです。
人間同士が一緒に仕事をしている以上、そこには感情で動くことも多々あります。
外資系企業の場合、母国語ではない英語でコミュニケーションを取ることになるので、そういった目に見えない「態度」や「忠誠心」もしっかりと観察されていると考えるといいかもしれませんね。
いずれにしても、
外資系企業=ドライな人間関係
と考えていると、意外な落とし穴に落ちる可能性もあるので注意しておきましょうね(´・ω・`)
ぶっちゃけ転職エージェントってどこを選んでも同じじゃね?って疑問に答えますね(´・ω・`)
ども!
外資系企業への転職なら「外資系企業に強いハイクラス向け転職エージェント」の利用が必要不可欠っす(´・ω・`)
そこいらのふつーの転職サイトや転職エージェントだと、ぶっちゃけ大したことない求人案件しかありませんからねw
でも、ネットで色んな情報を見ているうちに、
「転職エージェントってどこを選んでも同じじゃね?」
って思うこと、ありませんか?
マークもこれまで色々転職活動をしてきたので、その気持ちはわかります。
今回の記事は、そんな転職エージェントの違いについてちょこっと書いてみますよ~(´・ω・`)
転職エージェントってどこを選んでも同じなんでしょ?
これは、YesでもありNoですね。
転職エージェントがやることっていうのは、
求職者に対してマッチングすると思われる求人案件を紹介、人材を探している企業にマッチングすると思われる人材を紹介、お互いがマッチングしたら成功報酬をもらいまっせ!
これが彼らのビジネスモデル。
なので、どの転職エージェントを使っても、やることは基本的には同じ。
転職エージェント=求人案件を紹介してくれる
ここに大きな違いはないってことです(´・ω・`)
それ以上でもそれ以下でもありません。
ただ、違いがあるとすれば
- 転職エージェントの得意な業界
これまでの転職エージェントを利用した経験上、ここですね。
転職エージェントの細かな違いとは?
あなたも一度は聞いたことありませんか?
転職エージェントを利用するのであれば、複数のエージェントを利用することが転職活動においては「常識」だってこと。
というのも、転職エージェントそれぞれで得意な業界が違うからなんですよ。
例えば、外資系企業に強い(=優良求人案件を持っている率が高い)転職エージェントなら、
- JAC Recruitment
- Robert Walters
- Recruit Agent
- KREIS and Company
- Hays
このあたりの転職エージェントになります。
自分の体験をもとに細かな違いを挙げていくと、
- JAC Recruitment:外資系全般の求人案件に強い(マジでオススメ!!)
- Robert Walters:外資系企業全般の求人案件に強い
- Recruit Agent:大手だけでなく中小の外資系企業の案件が豊富
- KREIS and Company:外資系コンサルティングファームの求人案件に強い
- Hays:外資系金融業界の案件に強い
となります。
それぞれ得意な業界に微妙な違いがあるんですよ。
なので、外資系企業への転職活動を考えているのであれば、ぜひ複数登録しておきましょう。
ちなみに、先ほど挙げた転職エージェントはどちらかといえば「ハイクラス転職エージェント」に分類されます。
ざっくり説明すると、
現状で年収600万円程度稼いでいる人が、これからのキャリアアップ(給料アップ)を目指すために使う転職エージェント
ってことです。
なので、今の自分の市場価値が低い、もしくは紹介できる求人案件が存在しないと、登録をしても連絡がこないことがあります。。。
正直ここは結構シビア。
転職エージェントさんもビジネスですから、転職の見込みのない人への紹介に関しては優先度が低くなるって言うことです。。。(´・ω・`)
あまりこういうことを書くブログ記事ってないと思うですけど、自分の体験談としてお伝えしておきますね。
マークの場合、これよりもハイクラスな転職エージェント(年収2000万円越えを目指す人向け)に登録したことがあるのですが、見事に撃沈しましたからw
高望みしちゃいけないってことですね!
まとめ:オススメの転職エージェント
ってことで、転職エージェントにはそれぞれ得意な業界があるっていうことです。
なので、1社だけ登録して転職活動をすると、もしかすると自分にマッチングした求人案件に出会えないこともあります(´・ω・`)
どうせやるなら、複数の転職エージェントに登録して、それぞれの求人案件について吟味する。
これです。
だって、転職活動って人生の中でもめちゃめちゃ重要なイベントの一つじゃないですか!?
ミスったらキャリアダウンになるし、リスクも大きい。
だからこそ、本当に自分にマッチングした求人案件に出会いたいし、後悔しないようにしたいですよね。
ってことで、どうせやるなら複数の転職エージェントに登録しましょ!ってことです。
転職活動、がんばりましょ!
ビバ、外資系!!(´・ω・`)
【マークがオススメする外資系企業に強い転職エージェント】
外資系企業って結構辛い?大変?その理由を書いてみるね(´・ω・`)
ども!
外資系企業ってお給料は日系企業に比べると比較的高い傾向があるんですけど、もちろん辛いこともあります。
上司がクソだとか、同僚がクソだとか、他の部門の人間がクソだとか...。
....あ、ちょっと言い過ぎましたw
まあ、今回の記事では、そんな外資系企業の辛い部分について書いてみたいと思うので、お付き合いくださいませ(´・ω・`)
外資系企業はとにかくトップダウン!
そうなんです。
役職が上の人間=えらい、ですからね。。。(´・ω・`)
役職が下の人間はかなりしんどいっす。
外資系金融で働いていた時代なんて、
「これ、ASAPでやっといて!失敗は許されないぞ!!」
「この集計のデータ、絶対におかしいわ。原因を突き止めて明日朝の7時までにメールで報告しろ!あ、いっておくけど言い訳は無用だからな。」
こんなメールがメールボックスにわんさか降ってきます(まさに”降ってくる”という表現がピッタリなくらいの量ですからねw)
でも、
やんなきゃいけないんですよね。
知らない、わからない、この仕事は初めて。
こんな言い訳、受け付けてくれないんです。
やるか?
やらないか?(=負け犬になってクビになるか?)
これが外資系金融業界の掟。
クッソ体育会系なんですよ。
全然スマートじゃない。
当時のことを思い出すと、ほんとそれだけでしんどいっすw
メールで「ASAP」っていう単語を見るの、ホント嫌いだったなあ~。。。
メールボックスに来るメールを読んでるだけで胃が痛くなる生活です、ほんと(´・ω・`)
中身は結構ドロッドロなんです...
外資系企業には色んな人がいますけど、共通しているのが
プライドが高い
っていうこと。
英語も話せて、それなりの学歴もあって、経歴もピッカピカ。
そりゃそうなりますよ(´・ω・`)
マーク的には大っ嫌いな部類の人間ですねw
こういう部類の人って、マウンティングの取り合いに始まり、社内で生き残りをかけた揚げ足取り、上司への告げ口、他部門への責任のなすりつけ。
まあ、いろいろと仕掛けてきますよw
例えて言うなら、みんな笑顔で握手してるけど、左手で銃口を突き付けている、そんなイメージ。
だって、みんな自分がかわいいし、誰かから変な責任を押し付けられてクビになったら生活が大変ですから。
やられるくらいなら、先にやる。
こういうのを徹底していますね。
社内での生き残り方が本当に狡猾。
ちなみに、上司や同僚に自分のプライベートのことや悩みを相談する、なんてことは絶対にやめておきましょう。
それは相手に弱みを見せるだけ。
いざというときにその情報をうまく利用されるだけですから。
夫婦関係、家庭環境、病気、借金。
そんな話題はタブーです。
ね?
外資系企業も意外とドロッドロした中身でしょ?
でも、これって日系企業もあんまり変わらないと思います。
人間って、3人寄れば派閥が出来るっていうくらいですからね。。。(´・ω・`)
どうしても激務になるんだよね...
仕方ないかもしれませんけど、僕がいた外資系金融業界の場合、めちゃ激務でした。
IBDではなかったのですが、それでも一週間ずーっと毎日朝の3時まで仕事って時もありました(´・ω・`)
想像するだけでもしんどさが伝わりますよね?
「朝の3時?余裕余裕www」
なんて最初だけ。
速攻でフラフラですよ。
コーヒーなんて何杯飲んでも効かないくらいですから。。。
外資系企業=海外の支店間のグローバルチームで働く、です。
日本だけではなく、アメリカやイギリスの上司やメンバーと嫌でも一緒に仕事をしなければいけません。
そうなると時差があるからどうしても誰かが時間を合わせないといけないわけで。
アジアの中でもシンガポールや中国と比べるとマーケットの魅力が薄い日本の支店が相手に時間帯に合わさなきゃいけないのは仕方ないですよね。。。(´・ω・`)
とりあえず、まとめます!
外資系企業って結構辛いことがあります。
まあ、それもひっくるめて、ディスイズ外資系。
日系企業では到底得られることのできないグローバルな仕事や、多国籍なチームとのダイナミックな仕事の進め方など、やっぱり仕事人として得られるものはめちゃめちゃ大きいです。
将来のために経験を積みたい、
キャリアをもっといいものにしたい、
そういう強い想いがある人は、ぜひ挑戦してみましょう!
マークも応援しますよ(´・ω・`)