俺でも外資系!?

外資系企業で働いていたキャリアを持つ意識低い系男子が、外資系企業の転職活動について色々情報発信するブログです

外資系企業の転職活動は時間がかかる?最低でも2ヵ月程度は余裕を見ろ!

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ども!

マークです。

今、外資系企業に転職したいけど、どれくらいの期間がかかるか知りたくありませんか?

結論から言うと、外資系企業への転職活動はそれなりに時間がかかります。

個人的な経験だと最低でも2ヵ月程度は余裕を見たほうがいいかなーって思います。

なぜ時間がかかるのか?

その理由について今回は記事を書いてみたいと思います。

 

外資系企業の転職活動は時間がかかる2つの理由

①:面接回数が多い

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外資系企業が採用活動の際に重んじることは

「この候補者はうちのカルチャーに合うかな?」

「この候補者は今のメンバーとうまくやっていけるかな?」

っていう点。

簡単にいうと、会社にとってその人がRight person(会社に適している人)であるかを見極めるんです。

そのためには何度も面接をします。

これが転職活動に時間がかかる理由の一つですね。

一般的なジュニアレベルのポジションだと3回程度の面接、役職付きだと5回程度。(※企業によって差があります)

通常は日本支店のスタッフ、マネージャー、バイスプレジデントが面談を担当しますが、重要なポジションになれば本国のマネージャーや他の部署のトップとの面談も用意されます。

外国人との面接となりますので、高い英語力が必要となるので注意しておきましょう。

 

なお、一回の面接の時間が1時間を超えることも珍しくありません。

それは面接をしてくれている人と話が弾んでいるとうことなので決して悪いサインではないんですけど、面接をされる方としては正直結構疲れます。。。

精神的にタフじゃないと、気が緩んだ時に鋭いツッコミが飛んできてしまうこともあるので要注意(そういう時の回答ほど合否を左右するんですよね~)。

 

いずれにしても、外資系企業の面接の回数は多いです。

一週間のうちに一回の面接をしたとしても、その合否判定が出るのをまって、そして次の面接の日程調整...。

これを何度も繰り返すわけですから時間がかかることは頭にいれておきましょーね!

 

②:社内の承認作業に時間がかかる

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外資系企業の人の採用って本店の決裁が必要なんです。

なんでもかんでもローカル(東京支店)で決めることはできません。

本店の意向が絶対的に優先されるガッチガチの縦社会、そう思っておきましょう。

 

例えば「東京支店のコンプライアンス部門に新しい人が欲しいなー!」ってなったら、まずはその要望を東京支店の偉い人に出す必要があります。

で、その人を経由して本店の偉い人にリクエストが出されます。

次に、それを受信した本店の偉い人が、さらに偉い人に話をして、必要があればさらに偉い人同士が話をします。

そこで「まあ、いいんじゃね?」ってなったら、「Approved(承認するわ)」ってメールが東京支店の偉い人に返ってきて、そこから初めて「本店からオッケーが出たから採用活動をしていいよ!」ってなるわけです。

このやりとりに時間がかかるんです。

僕の経験上、早ければ1週間、長ければ3週間って感じです。

外資系企業って意外と意思決定が遅いんです。

 

東京支店で採用が決定した場合、それも本店の承認が必要となります。

履歴書、経歴書はもちろん、リファレンスチェックの結果も本店でレビューされます。

そこでオッケーであれば晴れて採用。

とにかく時間がかかります。。。

でも、外資系企業の採用のプロセスってこんな感じなんですよね。

時間がかかって不安になった時は

「きっと社内で承認作業の途中なんだね!」

って思っておきましょう。

 

転職エージェントに確認するのもアリ

おそらく、ほとんどの人は転職エージェントを利用して外資系企業への転職活動をしていると思います。

どうしても選考に時間がかかっているのであれば、転職エージェントの担当者に

「今どうなっていますか?」

と、確認するのもアリです。

すぐに採用担当者に確認してくれるはずです。

注意点としては、転職エージェントを通さずに、直接企業の採用担当者に確認をしちゃダメ、だということ。

これはルール違反ですので絶対にやめておきましょうね!

 

それでも連絡がこない場合は..

いつまで経っても選考の連絡がこない、ということもあります。

その場合は、「縁がなかった」と諦めて新しい求人案件を探した方がいいと思います。

いつまでも待っているのは時間がもったいないし、その間に色んな優良求人案件が出ている可能性もありますからね。

その場で立ち止まっているのであれば、少しでも前に動くことをオススメします。

ちなみに、僕の場合、転職エージェントの担当がいつの間にか退職していて、それで連絡がこなかったという信じられないケースがありました笑

選考が進んでいた会社から連絡がこないし、転職エージェントからも連絡がこない(退職しているため)、という状態。

そういうイレギュラーもありますからね。。。

 

まとめ

今回は外資系企業の転職活動って時間がかかるっていう記事でした。

転職活動中は精神的にもナーバスになりがちで、選考に時間がかかると不安になるケースもあります。

でも、そんな時は今回挙げたような理由で時間がかかっているということを頭に入れておくと、それだけで結構気が楽になると思いますよ。

頑張って憧れの外資系企業の転職活動を成功させましょう!!

 

今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございました。